Reuters TV / Reuters
Reuters TV / Reuters

マイクロソフトが、写真や動画に写る人物の顔をAIで全く別人のものに入れ替えてしまう”ディープフェイク”対策用の技術「Video Authenticator」を発表しました。Video Authenticatorは、写真や動画のなかの人間ではわかりにくい色の相違や劣化などを検出し、信頼性スコアや実物である確率を算出、動画ならフレーム毎にリアルタイムでそれらの数値を表示します。

マイクロソフトは、改ざんされたメディアを検知可能とする一方で、スキャンしたメディアを本物と判定した場合にそれをユーザーに知らせるふたつの新技術もあわせて発表しました。まずひとつめはクラウドサービスAzureに搭載されるツールとして、映像製作者によるハッシュと証明書をコンテンツに付与する技術。そしてもうひとつはそれを読み出すリーダー技術です。

リーダーは、たとえばブラウザー拡張などの形で提供され、でコンテンツを表示再生する際にメディアから証明書とハッシュ値を確認してオリジナルであることを視聴者に保証できるようにします。マイクロソフトは、この技術が最近英BBCが発表したProject Originと呼ばれる取り組みを強化すると述べました。

マイクロソフトは、フェイク情報には様々な形態があるため、単一の技術、単一の組織ですべてをカバーすることはできないとしており、営利および非営利のかつ℃を行うサンフランシスコのAI Foundationと提携、この企業が展開するReality Defender 2020 (RD2020) イニシアチブでは、民主的プロセスに取り組む報道機関や政治的なキャンペーンにVideo Authenticatorを利用可能にするとのこと。またBBCたCBC、New York Timesなどといった報道機関もこの技術に参加するとしています。

米国では今後大統領選挙に向け、さまざまなフェイク情報への対策が強化されていくことになりそうです。

source:Microsoft