Windows 10 Timeline
Microsoft

Microsoftは4月14日(現地時間)、Windows 10が搭載する「タイムライン」から、デバイス間の同期機能を削除すると発表しました。

Insider Preview向けリリースの中で明らかにしたものですが、Windowsのサポートページにも、6月に同期機能が利用できなくなると記載されています。


Windows 10のタイムライン機能とは、Windows 10 April 2018 Updateで追加されたもの。画面などはタスクビューを拡張した表示となっており、機能的には過去の日付に遡って作業内容を確認、あるいはその続きから作業を行えるという、強力なヒストリ(履歴)となっています。

もう一つの特徴は、今回削除の対象として公開された、デバイス間の同期がサポートされているという点。その内容はMicrosoftアカウントと同期しているため、複数のPCを横断可能。あるWindows PCで処理した作業に対して、他のPC上でも続きが簡単に行えるようになっていました。

6月以降では、デバイス間の同期こそできなくなるものの、タイムライン機能自体は引き続き利用できます。またデバイス間同期に必要だったアクティビティ関連データはサーバーにアップロードがされず、ローカルにのみ保存される扱いとなります。

この変更は、デスクトップとノートなど、複数のWindows PCを利用していた人にとっては、やや残念な変更となりそうです。なお、この変更の対象となるのは、Microsoftアカウントを介して同期している場合のみ。企業などで使われるAzure Active Directory(AAD)に接続されたアカウントでは、引き続きデバイス間の同期を利用可能です。

なお、このタイムラインの同期機能は、一時期はAndroidのMicrosoft Launcherでもサポートされていたものの、現在の同アプリからは、すでに機能が削除されています。


今回の機能削除について、Microsoft側は特に説明はしていませんが、Windowsの機能をよりシンプルにしようとしている可能性はあります。このため、AADアカウントでは引き続き利用可能とはいえ、将来的にはこちらのサポートも終了すると考えておいた方がいいのかもしれません。


Source: Microsoft