ゆうちょ銀行は、預貯金の不正な引き出しが相次いだデビットカード・プリペイドカードの「mijica」サービスを2022年に終了します。

mijicaは、2020年9月に不正利用が確認され、10月3日以降、新規申込とmijica会員専用ウェブサイトの利用を停止しました。不正利用問題をめぐっては、総当たり攻撃などを含む基本的な攻撃の対策が不十分だったことに加え、被害公表や対応などの遅れが問題視されました。

このため、ゆうちょ銀行は、2022年春ごろに新たなブランドのデビットカードを発行した後、mijicaのサービスを終了します。2022年夏ごろまでは、セキュリティ上の問題がない機能に限定し、サービスを継続します。それまでに利用できるサービスは次のとおりです。

  • カード利用(買い物、ネットショッピング)

  • デビットチャージ

  • 指定日チャージ

  • ゆうちょATMでの現金チャージ

  • ゆうちょATMでの出金

  • 海外ATMでの出金

  • 利用通知メール

なお、利用履歴の閲覧や利用上限額の変更は、mijicaデスク(0120-504-186)で受け付けますが、新規申込やmijica会員専用ウェブサイトからのチャージ、送金機能の「おくってmijica」については、今後、再開の予定はないとしています。

専用サイトやスマートフォンで発行できるデビットカードやプリペイドカードのサービスは、審査不要で発行できるものが多く、最近では、スマートフォンと連携した機能を持つサービスも増えています。そうした金融サービスの競争が激化していくなかで、ゆうちょ銀行がどのように信頼を回復していくかも課題となりそうです。

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source:ゆうちょ銀行