Microsoft傘下のMojangは8月10日(現地時間)、人気ゲームMinecraftの教育向けバージョンMinecraft: Education EditionがChromebookでも利用可能になったと発表しました。
Minecraft: Education Editionは2016年から提供されているゲームベースの学習プラットフォームで、プログラミングなどのSTEMカリキュラムや、教師が独自に作成した学習コンテンツをゲームを通じて学べます。
これまでWindows、Mac、iPadで利用できましたが、ここにChromebookが加わります。すべてのデバイスでクロスプラットフォームに対応しており、どのデバイスからでも同じコンテンツを利用可能です。
Chromebook版の追加に伴い、他のバイス向けにもアップデートが実施され、11の新しいSTEMレッスンや、ハチと受粉について学べるコンテンツなどが追加されます。
Googleによれば、2019年時点で約3000万台のChromebookが、世界中の教育機関で利用されているとのこと。コロナ禍による自宅学習により、現在ではさらに増えているものと予想できます。
また、日本でも文部科学省が推進するGIGAスクール構想にともない、Chromebookの注目度は増しており、2月にはGoogleがテレビCMを流したことでも話題になりました。
教育版MinecraftのChromebook対応も、こうした人気を背景にしたものと考えられます。
source: Minecraft