ミニLED搭載12.9インチiPad Pro、2021年初めに発売との噂ふたたび

アップルがサプライヤー同士を競い合わせてコスト削減か

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年09月30日, 午後 03:00 in Apple
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Engadget Japan

次期12.9インチiPad Proが(非ディスプレイ製品としては)アップル初のミニLEDバックライト搭載デバイスになるとのアナリスト予測がありましたが、それを補強するサプライチェーン情報が伝えられています。

ミニLEDとは従来の液晶+バックライトLED構造はそのままに、バックライトの分割をより細かくした方式です。これとエリアごとに輝度を制御できるローカルディミング技術を組み合わせることで「部分的にバックライト消灯」が可能となり、有機ELパネルのような純度の高い黒やコントラストも実現できるというもの。さらには省電力も期待できる一方で、有機物質を含まないために焼き付きに強い点では有機ELに優ると見られています。

さて台湾のサプライチェーン情報に詳しいDigiTimesによれば、アップルは2021年初めに12.9インチミニLEDバックライト搭載iPad Proを発売する予定とのこと。それらには台湾Epistarが供給する1万個ものミニLEDが採用されるとの情報筋の話も伝えられています。ちなみにアップル製品として初のミニLED採用製品は「Pro Display XDR」でしたが、そこでは576個に留まっています。

そしてアップルはミニLEDサプライヤーとして、ドイツに拠点を置くオスラムオプトセミコンダクターズを加える予定であり、中国LED業界の先駆的企業・三安光電のミニLEDも検証している最中との情報筋の話も伝えられています。

これらDigiTimes情報は、おおむね有名アナリストMing-Chi Kuo氏の最新研究レポートとも一致しています。Kuo氏は2020年末に発売と予想しており、時期に若干のズレはありますが、ほぼ誤差といえる範囲です。同レポートではアップルが複数のミニLEDサプライヤーを競い合わせてコストを大幅に引き下げる結果、ミニLEDの採用は急速に広がるとの見通しが示されていました。

DigiTimes記事では、いまだミニLEDバックライトのコストは通常のLEDよりも少なくとも20~30%は高いものの、2021年前半には多くのノートPCベンダーが15.6インチ、16インチ、17.3インチのデバイスを発売する予定との噂話も伝えています。従来型の液晶ディスプレイよりは高いとしても数々の長所を備えたミニLEDバックライトは、アップルに限らず様々なメーカーやジャンルに採用されていくのかもしれません。

Source:DigiTimes

Via:9to5Mac


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