iPad Pro

次期iPad ProにはミニLEDディスプレイが搭載されると噂されてから1年以上が経ちましたが、その信ぴょう性を裏付ける新たなサプライチェーン情報が届けられています。

台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesは23日、Ennostarが今年の第1四半期後半または第2四半期に新型iPad Pro用ミニLEDバックライトユニットの生産を開始する予定と伝えています。Ennnostarは2021年1月にLEDメーカーのEpistarとLextarが共同で設立した持ち株会社であり、マイクロ/ミニLEDビジネス拡大のために協業していくと報じられていました

ミニLEDとは、従来の液晶画面+LEDバックライトの構造はそのままに、後者を微細なLEDに置き換えたものです。これとローカルディミング(部分駆動)技術を組み合わせることで「画面が黒い部分だけバックライト消灯」が可能となり、コントラストやダイナミックレンジの向上および省電力が実現しつつ、有機物質を含まないため有機ELのような焼き付きの恐れもない新技術として注目を集めています。

ちなみにミニLEDディスプレイ採用の噂は複数あったものの、いずれも12.9インチに限られており、11インチモデルに関しては言及が乏しい感があります。その中には11インチ型は有機EL画面を採用、つまり画面サイズによりミニLEDとの2本立てになるとの予測も見られました

それ以外の新要素については、DigiTimesいわく「2021iPad Proラインアップは、デザイン面で2020年モデルとほぼ同じだと予想されています」とのこと。最も大きな変化はディスプレイ技術のシフト(ミニLED画面に移行)に加えて、「A14に基づく新チップ」によるパフォーマンスの向上に留まる可能性が高いとの趣旨を述べています。

これは次期iPad Proは従来モデルより高速なA14X(仮)チップを搭載するとの噂話とも符合するもの。それと合わせて、セルラーモデルでは5Gがサポートされるとも予想されていました。

またDigiTimes記事は2021年後半に発表予定の新MacBook Proにも、ミニLEDディスプレイが採用される可能性が高いと報じています。有名アナリストMing-Chi Kuo氏も次期モデルにはHDMIポートとSDカードスロットが復活するほか、Touch Bar廃止やMagSafe充電コネクタ復活を予想しており、2016年以来の全面的なデザイン刷新となるのかもしれません。

さて次期iPad Proの話に戻ると、アップルが3月16日(日付については諸説あるものの、3月説は有力)にスペシャルイベントを開催し、その場で新iPad miniや失せ物追跡タグAirTags(仮)とともに発表するとの噂もあります。2020年モデルの購入を見送った人は、軍資金を準備しつつ続報を待ってもよさそうです。

Source:DigiTimes

via:MacRumors