約2万円で大画面・大容量バッテリー搭載。「moto g8 power lite」レビュー

moto g8 powerとは別モノです

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2020年08月25日, 午前 11:02 in Motorola
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moto g8 power lite

モトローラ・モビリティ・ジャパンは8月25日、moto gシリーズの最新モデルとなるAndroidスマートフォン「moto g8 power lite」を発表しました。9月4日に発売予定で、価格は2万800円(税込)です。

名前の通り、日本では5月に発売されたmoto g8 powerの廉価版という位置付けです。ただし、名前が似ているだけで、見た目も中身もmoto g8 powerとは大きく異なる端末になっています。

廉価版だけど大画面

ディスプレイは6.5インチのIPS液晶で、moto g8シリーズの中では最大ですが、解像度は1600x720ドットと低めです。

moto g8 power lite
▲片手操作には厳しいサイズ

パンチホールではなく、水滴型のノッチになっていたり、ディスプレイ下部のいわゆるアゴの部分が太めだったりと、moto g8 powerよりもmoto g8 plusに近い印象です。

moto g8 power lite
▲インカメラは800万画素

本体サイズは164.94 x 75.76 x 9.2mm(H x W x D)で重さは約200g。正直、片手で扱うには厳しい大きさですが、背面にある指紋センサを上から下にスライドすれば、通知欄は表示可能です。ほかにも、2回ひねってカメラの起動、2回振り下ろしてLED点灯のMotoアクションには対応しています。ただ、持ち上げて着信音停止や3本指でのスクリーンショット撮影など、他の機能には非対応です。

moto g8 power lite
▲背面ロゴが指紋センサ。左下にあるのはスピーカー

内蔵スピーカーはモノラルで、かなり物足りなさはあります。スピーカー自体も背面に搭載されているため、正面で画面を見ながらだと、ややこもった感じに聞こえるのも気になりました。なお、上面には3.5mmイヤホンジャックが備わっています。

moto g8 power lite

SoCは他のmoto g8シリーズとは異なり、MediaTekのHelio P35(2.3GHz+1.8GHz オクタコア)を搭載。RAMは4GBでストレージは64GB、256GBのmicroSDも利用可能です。そのmicroSDを挿入するトレーは、2つのnanoSIMとは独立したトリプルトレイを採用。なお、通信的には2つのSIMどちらもVoLTEが利用出来るDSDVに対応しています。

moto g8 power lite
▲SIM2枚とmicroSDが独立したトリプルトレイ仕様

「power」と付くだけあり、バッテリーは5000mAhの大容量。約100時間の音楽再生と19時間の動画視聴が可能だとされています。10Wの急速充電が可能な充電器も付属します。ただし、残念なことにUSBポートはmicroUSB。もうそろそろエントリーモデルでもUSB Type-Cにして欲しいところです。

moto g8 power lite
▲USBポートはmicroUSB

3眼カメラの設定はシンプル

背面にはトリプルカメラを搭載。といっても、1600万画素のメインカメラに200万画素の深度測定カメラ、200万画素のマクロカメラという構成なので、実際に操作で切替えられるのは、メインとマクロの2眼のみとなります。

moto g8 power lite
Engadget Japan

また、SoCが変わり力不足のためなのか、他のmoto g8シリーズにあるような、カットアウトやスポットカラー、タイプラプスといった撮影モードには非対応。設定画面も非常にシンプルなものとなっています。AIによる被写体認識などもありません。

moto g8 power lite
▲撮影モードは、マクロ、ぼかし、写真、ビデオ、パノラマのみ

moto g8 power lite
▲標準撮影

moto g8 power lite
▲標準撮影

moto g8 power lite
▲ぼかし撮影。背景ぼけの強さは0~15で設定可能。ただし撮影時のみで撮影後の変更はできません

moto g8 power lite
▲マクロ撮影

専用の被写界深度測定用カメラを搭載しているためか、背景のぼかしは思いのほか自然に仕上がっています。全体にやや暗めに映る気もしますが、スナップ用途では十分に使えそうです。

そのほか、無線周りの仕様としては、Bluetooth 4.2でWi-Fiは802.11 b/g/nの2.4GHz帯のみ、NFCは非搭載となります。

使いやすい素に近いAndroid

最後に、一応AnTuTuベンチマークの結果も載せておきます。スコアは1万4217。エントリー~ローミドルのスコアで、価格なりといったところ。

moto g8 power lite
▲AnTuTuの結果。ランクは97位でした

本体カラーはポーラブルーとロイヤルブルーの2色展開。どちらも、端末の上下で色味が異なるグラデーションを採用しています。

ポーラブルー(左)とロイヤルブルー(右)
moto g8 power lite
▲見る角度によって色味が変わるわけではなく、はじめからグラデーションになっています

最近の2~3万円で購入できるOPPOやXIaomiなどの低価格なハイミドル端末と比べると、全体的に見劣りするのは否めません。ただ、それらが独自のカスタムOSを搭載するのに対して、motorola端末はほぼ素のAndroidを採用しており、他のAndroid機からの乗り換えで戸惑いが少なかったり、情報が集めやすかったりという利点はあります。それも含め、少しでも安く大画面端末を使いたいという場合の選択肢としては、いい端末かもしれません。

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