マスク『次はすぐに150m離陸試験だ』SpaceXの試作型宇宙船SN5が点火試験を完了

作っては壊し壊しては作り

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月1日, 午前 06:50 in SpaceX
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Elon Musk (Twitter)
Elon Musk (Twitter)

SpaceXが、大型ロケット兼宇宙船Starshipの最新プロトタイプSN5のRaptorエンジンの点火試験を実施し、問題なく完了しました。イーロン・マスクCEOは「すぐに150mの”ホップ”試験だ」とツイートしています。

今回の点火試験は機体を固定した状態で行われるStatic Fireと呼ばれるエンジンテスト。問題なく規定時間の燃焼が完了したことで、SN5プロトタイプは次の段階となる150mの浮上試験に移行する準備が整ったことになります。

Starshipプロトタイプの150m浮上試験といえば2019年8月に初期プロトタイプの通称”Starhopper”が実施し、成功しています。その後プロトタイプはボカチカで製作されたMk1と名付けられたバージョンが圧力容器の加圧テスト中に破裂、フロリダの施設でのMk2の製作は中止され、Mk3からは通称がStarship SN1~に変わりました。

SN1以降もいくつかの理由で圧力容器の試験で破裂することはあったものの、それぞれ問題を解決しつつバージョンは進み、SN4ではRaptorエンジンの点火試験もはじめて問題なく実施されました(数度の点火試験を実施し、最終的には圧力を高めた試験で爆発)。

Starshipは最終的には全高50mの大きさになり最大100人の人員を運ぶことが可能になるとされます。SpaceXは最初のStarship/SuperHeavyロケットの打ち上げミッションが早ければ2021年には実現する可能性があると述べています。

イーロン・マスクの会社の言うことなので、予定どおりに物事が進むとは思わないほうが無難なものの、少なくともStarshipの開発はたくさんの破裂や爆発を起こしながらも前進していると言って良さそうです。

source:Elon Musk(Twitter)

via:space.com

 
 

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