ヘビーPCモバイラー待望の高機能マウス、MX Anywhere 3日本版は1万780円。「クリック感の強さ」設定機能も

テレビ会議用に1ボタンでカメラオン/オフも可能です

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年10月1日, 午後 03:03 in personalcomputing
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10月1日にロジクールが、Bluetooth/独自無線兼用の小型・高機能マウス『MX Anywhere 3』の日本版を発表しました。発売は10月29日、同社Web直販価格は1万780円(税込)となります。合わせてMac向けモデルも『MX Anywhere 3 for Mac』として同時発売。こちらも価格は同じです。

カラーリングは海外向けモデルと同じく3種類。シルバー/ホワイト系の『ペイルグレー』、ブラック系の『グラファイト』、そしてピンク系の『ローズ』となります(for Macのカラーリングはペイルグレー1種のみ)。

関連記事:小型マウスにもついに自動高速ホイールが。MX Anywhere 3が79.99ドルで米国発売

ロジクールMX Anywhere 2発表。Bluetooth兼用の最上位モバイルマウス(2015年7月)

▲『~for Mac』はUSBレシーバーが付属しない、本体のカラーリングが1種類などの違いがあります

本製品は現行モデル『MX Anywhere 2S』の実質的な後継となる、手のひらサイズの小型マウスです。2Sと比べた際の大きな特徴は、手のひらに載るサイズでありながら、ついに“自動切り替えタイプの”高速スクロールホイールが搭載された点、そして充電用端子がUSB Type-Cに刷新された点。

一方で、2Sまで搭載されていたホイールの左右チルト機能(いわゆるチルトホイール)は非対応に。代替的操作として、サイドボタンを押しながらホイールの回転で左右スクロールが可能となる機能を搭載します。

▲Anywhere 2Sから削除された機能がチルトホイール。代替となる水平スクロール機能は、サイドボタンを押しながらのホイール回転での操作となります

専用設定アプリ『Logicool Options』も合わせて強化。アプリごとのカスタムプロファイルにZoomとMicrosoft Teamsが加わり、これらのアプリを操作する際には、サイドボタンでビデオの開始/停止や音声ミュートのオン/オフを操作できます(なおこちらの機能は、Optionsの更新により現行モデル『MX Master 3』シリーズでも使えます)。


▲自動切り替え高速ホイールは、MX Master 3から導入されたMagSpeedタイプ。ただしコントローラチップなどはより進んだものとなっています

最大の特徴となる“自動切り替えタイプの”高速スクロールホイールとは、「ゆっくりとマウスホイールを廻すと、一般的なマウスのように1単位ごとにクリックを感じる動作となるが、高速でホイールを廻すと機械的なロックが外れて、クリック感がなくなり、スクロール速度が上がる」という機構。

ホイールを速く廻すだけでマウス側がそれを検知し、より高速なスクロールが実現できることから、スクロール動作を積極的に使うマウスのヘビーユーザーからは多大な支持を受ける機構です(実際の切り替え感度はソフトウェア的な設定が可能です)。

▲MX Anywhere 3ならでは、そしてMagSpeed機構ならではの機能が「クリック感の強さ設定」。これまでのマウスホイールでは味わえなかったカスタマイズです

さらに本モデルでは、「ゆっくり廻した際のクリック感の強さをカスタマイズできる」という『スクロールの力』(Scroll force)設定が追加。より好みのフィーリングに合わせられるようになりました。なおこの機能は、上位モデルMX Master 3でも非搭載。本機ならではの機能となります(マウス本体側のコントローラをはじめ、ハードウェアレベルでの違いがあるためとのこと)。

これらの機能は、2019年9月に発売された『MX Master 3』より導入されたMagSpeed機構により実現したもの。これはスクロールホイールの中に電磁石を仕込むという、非常に凝った機械的機構により実現したものです。

MX Master 3は、より大型かつ多機能(本体の大きさを活かし、ボタン数が本機より多い)な兄弟モデルという位置づけ。本機ではこのMagSpeedメカがより小型の本体に搭載された、というわけです。

参考記事:電磁石ホイールで超高速スクロールがさらに快適。ロジクールが高級マウスMX Master 3発表

▲本機(右)とMX Anywhere 2(中央)、MX Master 3(左)の大きさ比較。本機と2(2Sも)はほぼ同じサイズ感です

本体サイズと重量は、65×100.5×34.4mm(幅×奥行き×厚さ)、重量は99g。現行のMX Anywhere 2Sが61.6×100.3×34.4mm(同)で106gのため、本体サイズは2Sとほぼ同等で、重量に関しては若干ながら軽くなっています。

▲USB Type-C充電端子は、従来通り本体前面(先側)への搭載。ヘビーユーザーにとっては、他の機器との使い廻しが便利になる改良点でしょう

もう一つの大きな変更点は、充電用USB端子がType-C化した点。現行の2SではマイクロUSBだったため、Type-Cへの機器移行が進むヘビーユーザーにとっては歓迎される点かと思われます。なお内蔵バッテリーは、2Sと同じく内蔵(固定)の500mAhリチウムポリマータイプ。公称動作期間は2Sと同じ「1回の充電で最大70日」です。

メインとなる光学センサーは、シリーズでおなじみの不可視光を使った『Darkfield』タイプの4000dpi仕様。定評あるトラッキング性能と、ガラスの上などでも使える柔軟性は従来通りです。なお、設定可能な解像度は200から4000dpi、初期値は1000dpiとなっています(ここも従来通りのポイントです)。

▲MX Anywhereシリーズ共通の便利機能である、ホスト3台までのマルチペアリング仕様は継続。切り替えスイッチも従来通り底面側です

もちろん2Sまでの特徴である、3系統のBluetoothと独自無線(Unifying)共用のマルチペアリング(底面側に明示的切り替えスイッチあり)や、複数ホストの間でコピペなどを可能にするデバイス共用機能『Logicool Flow』(下記記事参照)はそのまま継承します。

関連記事:ロジクールから新型マウスが登場 異なるPC間でコピペ可能、WindowsとMac間でもファイルコピーOK(2017年6月)


▲MX Anywhere 2/2Sユーザーであれば見逃せない隠れた改良点は、サイドグリップがシリコン系素材に変更された点。従来のゴムより耐久性が増しています

このようにMX Anywhere 3は、ロジクール/Logitechファン(筆者含む)が待望してきた「手のひらサイズでありながら、自動切り替え高速ホイールをついに搭載した」というモデル。

本体サイズや大まかな形状に定評のあったMX Anywhereシリーズを継承しながら自動切り替え高速ホイールを搭載し、さらにクリック感の強さまでもカスタマイズ可能になった本機は、こと手が小さめのユーザーが多い日本においては、MX Master 3以上の人気モデルともなりそうです。

Source:ロジクール プレスリリース


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