NASA、今週末にISSのエア漏れチェック実施へ。2019年秋より漏れ量増える

去年はトイレの水が漏れました

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年08月22日, 午前 06:00 in ISS
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NASAは今週末、ISSのエア漏れ調査を行うとブログ記事で発表しました。現在ISSに滞在する第63期クルーの3人は全員がロシアのズヴェズダ・モジュールにとどまり、各エアロックを閉鎖してどこから空気が宇宙へ逃げていっているのかを調べるとのこと。

宇宙ステーションでは、なにもなくとも時間の経過と共にすこしずつ空気が抜けています。また飛行士が船外活動(EVA)に出るとき、補給船やクルーを乗せた宇宙船がドッキングするためにハッチを開くときにもエアーはいくらか宇宙に出て行きます。しかし2019年9月、NASAはそれとは別にISSでわずかずつながらエア漏れが発生している可能性があることに気づきました。

ISSには補給船が定期的に届ける酸素および窒素タンクがあり、これを使って機内のエアーを再加圧することで漏れはカバーできているとしています。そのため、NASAはエア漏れに対処する前にISSでこなさなければならない優先的な実験などを先に処理することにしていました。

そしてようやく、エア漏れの原因を探すだけの余裕がISSクルーの間に出てきたため、この週末にそれを徹底的に調べることになったということです。すべてのエアロックを閉鎖するとのことで、これにより気圧が下がっていくモジュールがわかれば、だいたいどの辺に問題があるかは調べられそうです。

飛行士はISS滞在の前に行う地上訓練で、エア漏れを想定したシミュレーションを行うため、多少のエア漏れで慌てることはありません。ただNASAはイレギュラーな作業のためのスケジュール変更は最小限にとどめる必要があるとしました。

2018年には、ISSにドッキング中のソユーズカプセル内にドリルで開けたような穴がみつかり、エアーが漏れたことがありました。また2019年にはISS内のトイレが故障し、10リットルもの水があふれ出る問題が発生したこともあります。

source:NASA

via:Space.com

 
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