NASA、野口聡一氏搭乗のCrew-1ミッションを11月に延期。同型ロケットのガス発生器に異常

ハロウィーン打上げは無し

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年10月11日, 午後 04:20 in NASA
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NASAが、10月31日に予定していたSpaceXの宇宙船Crew Dragon初の商用有人ミッションを11月上旬~中旬に延期すると発表しました。理由はFalcon 9の1段目ブースター内で推進剤を気化するガスジェネレーターに発見された異常動作を詳しく調べるため。

この問題は10月2日に打ち上げを中止した米宇宙軍の人工衛星GPS III SV04のミッションの際に発見されたと推測されます。イーロン・マスクSpaceX CEOは当時、リフトオフのわずか2秒前に「ガスジェネレーターの予期しない圧力上昇があった」とツイートしています

Crew-1と名付けられた初の商用有人ミッションで使われるFalcon 9ロケットはもちろん、このときのものとは違いますが、NASAが飛行士をロケット先端の宇宙船に搭乗させる前に、発生する可能性のある問題を完全に把握し原因を理解しておきたいのは当然のことと言えるでしょう。

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JAXAの日本人飛行士野口聡一氏ら4人が国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在へと向かうCrew-1ミッションは当初8月30日の予定が、9月下旬、10月23日、10月31日と延期を繰り返しており、その最新バージョンが11月上~中旬。まるで逃げ水のようなミッションとなりつつありますが、あらゆる問題をクリアにして、安全な打上げのためには仕方ありません。

なお、SpaceXと同じく民間による定期的なISSへの人員輸送ミッションを目指しているボーイングはCST-100 Starliner宇宙船を開発しています。しかしこちらは2019年12月の初の軌道への無人打上げ実験でISSへのドッキングに失敗したため、再び無人での試験ミッションを行う必要があり、まだまだ飛行士を乗せて宇宙へ飛び立つのがいつになるかは見えていません。

source:NASA


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関連キーワード: NASA, SpaceX, Crew Dragon, Falcon 9, ISS, Crew-1, Space, Elon Musk, news, gear
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