SpaceX, YouTube
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温暖化が進行し、海面上昇や海洋生態系への影響が深刻さを増すなか、NASAとESAは、今後10年間の気候変動調査のため、軌道上から海を観測する新しい衛星を打ち上げました。

この土曜日にSpaceXのFalcon 9ロケットで起動へ送り込まれたSentinel 6 Michael Freilich海洋追跡衛星は、世界中の海面をcm単位で測定・記録する能力を有し、過去28年間海洋の情報を収集してきたTOPEX / PoseidonおよびJason衛星の後を引き継ぎます。

衛星にはほかにもマイクロ波放射計(AMR-C)と高度計が装備されており、船の航行や釣り客などに影響を与える沿岸の海面のわずかな変動を細かく観測します。また、この衛星が収集するデータは天気予報などにも活用可能とのこと。

Sentinel 6 Michael Freilich衛星は運用のための軌道である高度1336kmに到達したのち、数か月は試験観測として自身のデータとJason-3衛星による観測データを相互比較してキャリブレーションを行う予定です。

Sentinel 6衛星のミッションは約5年半が予定されており、2025年には兄弟機となるSentinel 6Bが後を引き継いで10年の後半を受け持つことになっています。

source:NASA