Netflixは2月5日、国内月額料金の値上げを実施しました。日本国内での値上げは、2018年8月以来、2度目となります。
新しい価格は、
ベーシックプラン (SD画質・同時1画面)が、旧 880円から新価格 990円 (税込)
スタンダードプラン (HD画質・同時2画面)が、旧 1320円から新価格 1490円 (税込)
プレミアムプラン (4K UHD + HDR画質・同時4画面)は1980円(税込)で据え置き
一番安いベーシックプランでもなんとか1000円を切ったものの、2015年に日本上陸した際には、ベーシックプランは650円でした。月額料金は5年で約1.5倍になった計算です。
新規加入者、もしくは新規加入者がプランを変更する場合には、すでに新料金となっています。既存契約者に対しては徐々に適用され、料金改定の30日前には通知が行われるとのことです。
パンデミックによる巣ごもり需要を背景に、加入者数、収益ともに大幅増となっているNetflixですが、米国では2019年と2020年にコンテンツ強化を目的とした値上げを実施しています。日本での値上げも同様に、コンテンツへの投資が目的と考えられます。
より面白いコンテンツが登場するのであれば、多少の値上げはやむを得ない部分もあります。ただ、ライバルとなるAmazonプライムビデオ(月額500円)、Apple TV+(月額600円)、Disney+(月額770円)などとの価格差を考えると、契約に二の足を踏む人も出てきそうです。
Netflixは、インドや東南アジア地域では、安価なモバイル専用プランも提供しており、今後、その提供地域が広がるのかも含め、注目しておきたいところです。
Source: Netflix