Gareth Cattermole via Getty Images
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第73回のプライムタイム・エミー賞授賞式が19日に行われました。昨年はコロナの猛威のためオンラインでの開催になりましたが、今年はリアル開催を再開。多数の出演者らが集い華やかな雰囲気での授賞式となりました。そんななか最も躍進したのがNetflix。前の週に発表されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞で34の賞を受賞し、今回のプライムタイム・エミー賞でも10個を追加して合計44の賞を獲得しました。これはNetflixの次に多くの賞を得たHBO/HBO Maxの2倍以上にもなります。

なかでも英国王室を舞台とする『ザ・クラウン』はドラマ部門の作品賞、脚本賞、監督賞を、『クイーンズギャンビット』は最優秀リミテッドシリーズ賞を受賞。両作品はともに11種類の賞を荒稼ぎしています。HBO/HBO Maxは合計19項目で賞を獲得。そのうちプライムタイム・エミー賞での受賞は9部門でした。

一方アップルのApple TV+は、もともと作品数が少ないハンデのなか、クリエイティブ・アーツ / プライムタイム合計で10個の賞を得ました。すっかりApple TV+の代表作になったと言えるコメディ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』がコメディ部門で主要4賞を含む7つの賞を獲得の大活躍。ジェイソン・サダイキスが主演男優賞、ブレット・ゴールドスタインが助演男優賞、ハンナ・ワディンガムが助演女優賞といった主要な賞をゲットしています。

クリエイティブ・アーツ / プライムタイム合計ならApple TV+を上回ったのがDisney+で、合計14個の賞を獲得。ただし、プライムタイムでの受賞は1個のみと少々寂しい結果に。また意外にもAmazonとHuluは昨年は賞を得たものの、今年はすべて選外に終わっています。

ストリミングサービスの作品が伸びているのは、コロナ禍で契約者が増加したからと言えそうです。ただそれは逆を言えば、パンデミックが完全に終息すれば旅行や屋外レジャーに人々が戻り、ストリーミングの活況が減速する可能性も考えられなくはありません。そうなったときに、各社ともに視聴者を魅了する良作を作り続ける力が求められそうです。

Source:Emmys