iPad

次期iPad miniは4月のイベントで噂されながらも空振りに終わりましたが、今年(2021年)末に「6年ぶりにデザインを一新」したものが発売されるとのウワサが報じられています。

ウワサの発信源は、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gruman氏の記事です。それによると新型iPad miniはベゼルが狭くなり、ホームボタンの廃止も検討されているとのことです。

現行の第5世代iPadminiは2019年に発売され、当時としては最新のプロセッサA12 Bionicを搭載したほか、Apple Pencilにも対応しました。しかし7.9インチの画面やTouch ID内蔵ホームボタンのある基本設計は、第4世代とほぼ変わりなく据え置きとなっています。

次期iPad miniについては、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が当初は2021年前半に発売を予想していたものの、後に「2021年後半」へと軌道修正しています。ほか画面サイズが従来の7.9インチから8.5インチへと広くなるとも述べていましたが、これが「本体サイズは従来モデルのまま、画面だけ拡大」だとすれば、必然的にベゼルを狭くすることになりBloomberg報道とも符号しそうです。

Bloomberg記事は、その他のiPadモデルにも言及しています。まず次期iPad Proは2022年に発売され、iPadとしては初のワイヤレス充電対応がテスト中だと述べられています。

そのために背面が現在のアルミニウム製からガラス製に変更され、近年のiPhoneに近くなるとのこと。これに伴い、やはりiPhone 12シリーズの「MagSafeのようなシステム」つまりワイヤレス充電マットを背面に磁石で密着させる方式もテスト中だと伝えられています。有線のThunderboltポート経由で充電するよりも遅くなる可能性が高いものの、充電が手軽になるというわけです。

さらにはiPad Proから他のデバイスを充電できる、いわゆる「双方向ワイヤレス充電」対応もテスト中とも伝えられています。すなわちタブレットの背面にiPhoneやAirPodsなどのワイヤレス充電対応機器を置いて、給電できるということ。

アップルが双方向ワイヤレス充電を開発中との噂は、今回が初めてではありません。本機能は以前もiPhone 11に搭載されると囁かれたものの、結局は実現せずに終わっています。その後も社内で研究は続けられ、よりバッテリー容量に余裕のあるiPad Proに搭載されるのかもしれません。

最後に、アップルは「学生向けのエントリーレベルiPad」の薄型化にも取り組んでおり、早ければ2021年末、新型iPad miniと同じ時期に発売する予定とのことです。

次期(第9世代)iPad廉価モデルに関しては画面が10.5インチと広くなり、搭載SoCはiPhone 11シリーズと同じA13 Bionic、搭載RAMは4GBになるとの噂もありました。これらの特徴は第3世代iPad Airを思わせるものですが、高性能かつ低価格で薄くて軽いとなれば、教育市場ではChromebookに押され気味なアップルにとって切り札となる可能性もありそうです。

Source:Bloomberg