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これまでの数々のウワサが正しければ、今年秋にはiPhone 13(仮)やApple Watch Series 7(仮)、その後に新型MacBook ProやiPad mini(第6世代)などが続々と投入されるはず。たいていの人にとっては限りある資源(貯蓄)を、どうペース配分するかが悩みどころとなりそうです。

新iPhone SEはA15(仮)搭載?から次期iPad miniはミニLED画面?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

iPhone 13はApple Watchのように時刻等の常時表示に対応か

iPhone 13

次期iPhone 13(仮)は9月に発表の可能性が高まっているなか、アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者が詳細なスペック予想をニュースレターにて発信しています。

iPhone 13のノッチ(画面上部の切り欠き)が小さくなり、前年より高速なA15(仮)チップが載るとの見通しは目新しくありませんが、注目すべきはBloombergという大手メディアが「常時表示」および120Hz表示ディスプレイに言及した点です。

フラッグシップiPhoneでの120Hz画面は、2020年のiPhone 12シリーズでも噂されていたことです。それは有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Max Weinbach氏台湾メディアDigiTimesも述べていましたが、ディスプレイ専門アナリストのRoss Young氏が待ったをかけました。

その理由は、iPhoneの画面を60Hzから120Hzに上げるに伴い消費電力も増えるため、使用状況に応じて1Hz~120Hzまで調節できるLTPO(低温多結晶酸化物)技術が必須となるが、それは2020年内に調達が間に合わないと予想されたからです。実際、Young氏の言うとおりiPhone 12世代では120Hz表示は見送られました。

すでにLTPO技術は、最近のApple Watchに採用ずみ。特にSeries 5以降では常時表示(1Hz=毎秒1回だけ画面書き換え)を実現しつつも、Series 4以前と変わらないバッテリー持続時間がうたわれています。

そうした常時表示がiPhoneにも実装されれば、バッテリーの消耗を抑えながら時刻や天気、各種の通知がロック画面で確認できるようになるはず。その一方で120Hz表示により滑らかな動画再生や、すばやい操作レスポンスが期待できそうです。

新型MacBook Pro、ミニLEDディスプレイ搭載で2021年9~11月に発表の噂

MacBook Pro
Apple

次期MacBook Proについて毎週のように予想が出ているなか、またもアップルのインサイダー情報に詳しいMark Gurman記者が「ミニLEDディスプレイ搭載」と「9~11月頃に発表」との見通しを伝えています。

これらはアップルのサプライチェーンに精通するアナリストMing-Chi Kuo氏が述べていた「ミニLED画面を搭載した14インチおよび16インチMacBook Proが、2021年第3四半期(7~9月)に量産開始」との予想とほぼ一致しています。さらに言えば台湾DigiTimesも「第3四半期の後半に発表」「出荷が10月にピークを迎える」との噂を報じていました

ミニLED画面とは、正確にはミニLEDバックライト付きディスプレイのこと。最新の12.9インチiPad Proにも「Liquid Retina XDR」として採用され、1万個ものミニLEDがバックライトとローカルディミング(部分駆動)技術と組み合わせ、高い輝度や深い黒の表現、高コントラスト比や省電力を実現しています。

次期MacBook Proは6月のWWDCにて発表の期待も高まりましたが、他方ではミニLED画面の製造歩留まりが悪かったとの噂もあり、そのために延期されたとの推測もあります。

今なお世界的な半導体不足は解消していませんが、新型モデルで復活の噂されるMagSafe充電コネクタの公式サポートページも約5年ぶりに更新されており、そろそろ購入予算を確保しておく方がいいのかもしれません。

iPhone SE後継モデル、A14搭載かつ5G対応で2022年前半に発売のウワサ

新iPhone SEは最新のA15(仮)搭載、5G対応で2022年前半発売のウワサ

iPhone SE

iPhone SE(第2世代)が発売されて1年以上が経過しましたが、2022年前半に後継モデルが投入されるとの観測が複数の情報筋から届けられています。ちなみに現行のiPhone SEは新型コロナ禍のもとでスマートフォン販売が低迷したなかで大健闘した上に、Androidデバイスからの乗り換えも促したとの調査報告もありました

さて、新たな観測の1つは台湾DigiTimesが伝えた「iPhone 12と同じA14プロセッサを搭載し、5G対応」というもの。画面サイズは4.7インチでTouch ID内蔵ホームボタンも存続し、つまり第2世代モデルと外見は変わらないとの趣旨が述べられています。さらに遡れば、第2世代iPhone SEはiPhone 8(2017年発売)から多くの要素を引き継いでおり、実に5年越しのデザイン続投となりそうです。

もう1つは、Nikkei Asiaが伝えた次期iPhone SEの予想図です。すなわち「iPhone 8と似た外見で引き続き4.7インチの液晶画面」についてはDigiTimesと一致しながらも、搭載プロセッサがPhone 13と同じA15チップとしている点で食い違っています。

第2世代モデルの前例から言えば、「最新iPhoneのSoCはすべて同一世代にそろえる」日経説のほうが信ぴょう性が高いはず。そうした上で、フラッグシップ機と廉価モデルではRAM容量に差を付けるのかもしれません(iPhone 11シリーズは4GBに対して第2世代iPhone SEは3GB)。

第3世代AirPods、8月に量産開始の噂。新型MacBook Proとともに2021年内発売か

AirPods 3
52Audio

噂に上っては消えていた第3世代AirPodsが、ようやく8月に量産が始まって年内に発売されるとの日経(Nikkei Asia)報道です。同時に言及された「新MacBook Proも2021年内発売」説は、上記のBloomberg報道とも符合しています。

アップルの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsは一時は市場を制覇しながらも、ここ数年はXiaomiやサムスンといった後発メーカーの廉価で高性能な製品の追撃もあり、需要が低迷して生産計画を大幅に減らしたとの日経報道もありました。そこではアップルが今年発売のAirPods新モデルで販売をテコ入れするとの見通しも述べられており、今回の記事はその続報ともなっています。

第3世代AirPodsの見かけはAirPods Proに似ていて、ステム(持ち手部分の軸)は短くなってイヤーチップは交換可能と複数の情報筋が伝えており、実際にそれらを裏付ける画像も流出していました。Proモデルのようなアクティブノイズキャンセル機能はないものの、耳内部の圧力を均等にして不快感を和らげるシステムや、操作も第2世代のようなタップではなく感圧タッチ(軸部分の感圧センサーを指で押す)になるとの噂もあります。

その一方で気になる次世代AirPods Proは、「革新的な」健康モニタリング機能などを追加して2022年発売と予想されています。ほか光センサーを内蔵して「心拍数、歩数、健康状態」や「頭部の動き」までも検出できるとのサプライチェーン情報もあり、続報を待ちたいところです。

次期iPad miniにM1 iPad Proと同じミニLEDディスプレイ搭載のウワサ

iPad mini
Jon Prosser

にわかに噂が活発化している次期iPad mini(第6世代)に、最新12.9インチiPad Proに搭載されたミニLED画面が採用されるとの台湾DigiTimes情報です。

今後のアップル製品にミニLED画面の採用が広がり、いずれはiPad miniにも及ぶとの見通しは、有名アナリストMing-Chi Kuo氏が早くから主張していたことです。それに加えてBloombergも次期iPad miniが「シリーズ史上最大の再設計」と報じたばかりであり、期待が高まっているかっこうです。

しかしDigiTimes報道の直後に、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が次期iPad miniは年内の発売に向けて進行中としつつも、ミニLED画面は載らないと異議を唱えました。

さらにYoung氏は「ミニLEDはハイエンド向けであり、iPad miniはそうではない」「ミニLEDが搭載されないことは、想定されているミニLEDサプライヤーに確認を取った」とも念を押しています

Young氏はiPhone 12に120Hz(LTPO)画面が搭載されないと正確に予測した実績があり、ディスプレイについては信頼がおける人物です。たしかに次期MacBook ProもミニLED製造に問題があったため発売が遅れているとの推測もあるなか、新iPad miniへの搭載は厳しいのかもしれません。