iPad Pro

日本では各地で緊急事態宣言が(今年も)続くなか、いよいよ来月6月には世界開発者会議WWDC21が開催されます。主にiOS 15やiPadOS 15、watchOS 8やmacOS 12(以上、すべて仮称)などソフトウェアアップデートの発表になると予想されますが、もしかすると昨年のAppleシリコンMacに匹敵するサプライズが用意されているのかもしれません。

新型iPod touchが秋に登場?からハイエンドMac miniは薄い?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

新型iPod touchが2021年秋に登場の噂

iPod touch
Steve Moser/Apple_Tomorrow

2019年から丸2年も新型が出ていないiPod touchに、今年の秋に後継モデルが出るとの噂話です。ちなみに前モデルも発表前に兆しはいくつかあり、予想された時期から数か月はずれたものの、更新内容はほぼ的中していました。

さて新たなうわさは、MacRumorsのライターで開発者のSteve Moser氏がつぶやいたものです。その根拠のひとつが2020年末にApple MusicのPRにiPod touchを使ったことであり、予想レンダリング画像も公開されています。

その予想図は角張ったエッジでホームボタンがなく、まるでiPhone 12とそっくり。前モデルがiPhone 5のデザインを引き継いでいたことを振り返ると、数年も止まっていた時が動き出すかのようです。

また「前面にボタンがない」ということは、Face IDないしTouch IDが追加されるのではないかとの期待も膨らみます。現行のiPod touchはなるべく低価格に抑えるためか、パスコードを入力するほかロック解除の方法はなく(パスコードを設定していない場合はホームボタンを押すだけ)不便との声もありました。が、新型TouchではiPhone過去モデル用のFace ID部品を流用するか、第4世代iPad Airと同じく側面Touch IDを採用するのかもしれません。

Moser氏はあくまで(確かな情報源のある)リークではなく「噂」だと但し書きしており、過度な期待は禁物です。しかしApple TV 4Kが数年ぶりに新型が出たばかりでもあり、アップルが低価格デバイスを充実させて自社サービスの入り口とするため投入する可能性は低くはなさそうです。

次期AppleシリコンiMac Proの予想レンダリング画像が公開

iMac Pro

先日発売された24インチiMacは普及価格のエントリーモデルですが、高級モデルiMac Proは正式に販売終了しておりプロユースのiMacが不在となっています。そうした状況のもと、Appleシリコン搭載iMac Proの予想レンダリング画像や詳細な噂が伝えられています。

公開された画像は直線的なフォルムや角張ったエッジ、画面周りのベゼルが狭くなっており、24インチiMacやiPad Proと同じデザイン文法を採用していると思われます。先日、別の情報筋から届けられたApple Watch Series 7(仮)lや新MacBook Proの予想も似た方向性であり、今後のアップル製品はiPhone 12のようなフラットエッジに統一されていくのかもしれません。

またプロ向けとして外部ポートも充実し、4つのThunderboltポートと1つのRJ45イーサネット端子があり(少なくともCTOとして用意する)、アップル社内ではSDカードリーダーの追加も検討されているとのこと。

これらは次期MacBook Proの噂話と重なっていますが、M1後継チップのM1X(ないしM2)を搭載したモデルではM1 Mac一般に指摘された外部ポートの少なさが解消されると期待したいところです。

アップル、WWDC21のスケジュールを告知。新MacBook Proが発表?

WWDC21
Apple

今年のWWDC(世界開発者会議)が日本時間で6月8日午前2時~開催はすでに3月に告知済みでした。今回のリリースでも大まかなスケジュールが予告されたほかは製品や新OSへの言及もありませんでしたが、大ヒントとみられているのがミー文字3つの新たな画像です。

ちなみに昨年9月の「Time Flies(もうすぐ時間です)」イベントでも発表されたのはApple Watch Series 6だったり、続く10月イベントの「Hi,Speed」という案内状もiPhone 12の(高速な通信である)5G対応を仄めかしていたりと、アップルは予告のテキストや絵に何らかの意味を込める傾向があります。

さて、注目されたのは左端のミー文字のかけたメガネに映り込んだ文字列です。逆さ写しにされたのは実は絵文字のユニコードであり、読み解くとナイフとフォーク(食事)、睡眠、ラップトップ(ノートPC)だったとのこと。そこから新MacBook Proが発表される期待がにわかに盛り上がりました。

それを受けて、おなじみのリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Jon Prosser氏も「新型MacBook Proがもうすぐ発表されると保証する」とツイートしたことで、信ぴょう性がいっそう高まっています。

次期MacBook Proでは2016年モデル以来のTouch Barが廃止されてSDカードスロットなどが復活し……といった予想は、本誌でもお伝えしてきたことです。また3月の告知に続いて「メガネを掛けたミー文字」が今回も出ていることから、噂のアップルARメガネ(スマートグラス)につき何らかの発表があるのかもしれません。

ハイエンドMac miniの予想レンダリング画像が公開。薄くなってMagSafe充電コネクター採用か

Mac mini
Jon Prosser

M1 Mac miniは目立たない印象はあるものの、日本デスクトップPC市場シェア首位に躍り出たり、10GB Ethernetオプション追加が話題を呼んだりと、実は注目度が高い製品です。

そんななか「次期M1Xチップ搭載のMac mini」と称される予想レンダリング画像が公開。おなじみJon Prosser氏によれば、今のところ上位機種にあたる(価格が高い、外部ポート数が多いなど)インテルMac miniと置き換えられる一方で、現行のM1 Mac miniはエントリーモデルとして併売され続けるとのことです。

そのハイエンドMac miniの本体は薄くなり、上部はプレキシガラスのような仕上げ。24インチiMacの多彩なカラバリのように、様々なツートンカラーのオプションがあるとも推測されています。

また新AppleシリコンことM1X(仮)は、性能ばかりか拡張性までもM1チップを凌ぐとのこと。現行M1 Mac miniでは2つのThunderbolt/USB 4ポートに限られていたのが、新モデルでは4つのThunderbolt 3ポートに増やされると予想されています。

これらの情報は、ほぼ先行したBloomberg報道とも一致しています。次期MacBook Proも同じM1Xチップ搭載、RAMは最大64GBと伝えられていましたが、買いやすさが魅力のMac mini(そしてAppleシリコンMac一般がそう)だけにお値段は控えめになるよう祈られます。

iOS 15(仮)には食事管理機能が追加されるとのウワサ

Food
Tatjana WAGNER via Getty Images

次期iOS 15(仮)の画面を「見た」というConnor Jewiss氏が、「ヘルスケア」アプリに食事追跡やその他の機能が追加されると証言しているニュースです。

そこにアップルのインサイダー情報に詳しいMark Gurman記者が「(iOS 15の新機能として)通知バナーを忘れないように」とレスを付けており、その情報は正しいと暗に裏付けているかっこうです。

ほかJewiss氏はダークモードのUI(ユーザーインターフェース)やメッセージアプリの改良、新たな通知設定やロック画面の刷新などにも言及しています。これらは先日、Gurman氏が伝えていたことと被っていますが、2人の情報源が別々あるいは同じであるのかは不明です。

近年のアップルが、ヘルスケア分野に力を入れているのは明らかなこと。Apple Watch Series 4以降のECG(心電図)アプリをはじめ、Apple Watch Series 6では血中酸素ウェルネスが追加されたほか、次期Apple Watch Series 7(仮)では血糖値やアルコール濃度測定機能の搭載が有力視されています。さらにGurman氏は、次期AirPods Proではモーションセンサー強化でフィットネス重視の噂も報じていました

かつてティム・クックCEOは「人類に対する最大の貢献は健康」と語っていたことがあります。実際にApple WatchのECGアプリは数々の命を救ってきましたが、ご本人も興味があると思われる非侵襲性(注射針が不要な)の血糖値測定機能がそろそろApple Watchに搭載されるのかもしれません。