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今年秋のiPhone 13(仮)や次期MacBook Proの発売準備が進んでいると見られるなか、iPhoneの主要組み立てサプライヤーのFoxconnは部品不足を示唆し、iCloudでの児童虐待画像の自動検知については幹部のクレイグ・フェデリギ氏が批判に反論し、かたやEUではiPhoneにUSB-Cポート採用を義務づけるかもしれない法案が提出予定との報道もあり。社内のスタッフは対応に追われているのかもしれません。

次期MacBook Pro、ついに量産開始?からiPhone 13(仮)はお値段据え置き?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

HomePod一体型のApple TVが2023年に発売のうわさ。リビングルーム向けの切り札か

Apple TV 4K

アップルのスマートホーム製品は今なお方向性が確かとは言えない感もありますが、そのテコ入れ的にApple TVとHomePodとFaceTimeカメラを一体化させた製品が2023年発売をめざして開発中とのBloomberg報道です。

この噂話を伝えているのは、アップルの内部情報に精通しているMark Gurman記者です。Gurman氏は今年春にも「画面とカメラ」を搭載した新型スピーカーや「Apple TVの機能にHomePod相当のスピーカーやマイク、カメラを内蔵してスマートホーム機能を強化したデバイス」に言及しており、今回は改めてアップルのスマートホーム戦略の中に位置づけたかっこうです。

AmazonやRokuなどメディアストリーム端末の競争が激しさを増している一方で、最近のApple TVには技術革新が不足しており、Gurman氏いわく「無意味になった」とのこと。既存モデルの値段を下げる、より手頃な新規製品を作る、現在の価格に見合うだけの機能を追加するーーといったアプローチも、アップル社内ではすぐに起こりそうにない状況だと伝えられています。

今年5月、新型Apple TV 4Kが発売された直後にも、他社のスティック型ストリーミング機器(たいてい100ドル以下)と比べると割高だとの指摘もありました。「低価格」が重視されやすいスマートホーム市場では、アップルがiPhoneやiPadを成功させたプレミアム価値の戦略が通用しづらいのかもしれません。

ハイエンドMac miniの「回路図」がリーク。Thunderboltポートが増加、磁気充電コネクタ追加か

M1X Mac mini
LeaksApplePro

うわさのハイエンドMac miniにつき、「回路図」(schematics/「レンダリング画像」のほうが適切かもしれません)と称される画像が公開されました。

有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)LeaksApplePro氏はこの図面を公開した直後に削除しており、それをテックメディアWccftechがアーカイブして再公開しています。最近アップルは未発表製品のリーカーに警告を送ったとの噂(その直後にリーカーらが投稿を削除したりアカウントに鍵をかける事例が多発)が相次いでおり、かえって信ぴょう性を強めている印象もあります。

さて新たに公開されたMac mini(2021)の予想画像はアルミニウム製で薄くなり、上部には「プレキシガラス」のような反射する素材を採用。そしてUSB-C/Thunderbolt 3ポートが4つに増やされ、電源コネクターは磁力で有線ケーブルを繋ぐMagSafeスタイルとのこと。こうした展望は、従来の噂話をさらに補強するものです。

次期Mac miniに搭載されると見られる「M1X」は、既存のM1チップと同じ製造プロセスで、CPUコアおよびGPUコアを増やして強化したもの。かたや次期MacBook Airに採用と噂の「M2」はA15(iPhone 13に搭載されるプロセッサの仮称)と同じプロセスルールで、CPUコア数は同じながらも動作は高速になると予想されています

M1 Mac miniは価格の割に高性能と好評ですが、M1X Mac miniはそれを大きく凌ぐはず。より負荷の高いタスクも安心して任せられるようになり、前モデル(現行モデル)では静かだったファンも景気よく回り始めるのかもしれません。

12インチMacBookの新型を準備?アップルが2015年モデルのユーザーにアンケートを実施

12-inch-macbook

アップルのノートPCとしては異例の1kg切りだった、軽量かつ薄型の12インチMacBook。日本では「新しいMacBook」と称されて今後のスタンダードにする意気込みも窺えたものの、2019年にはリニューアル版のMacBook Airと入れ替わりに販売が終了されています。

そんな12インチMacBookのうち2015年(初代)モデルのユーザーに、アップルからサイズや機能、変更して欲しい点が質問されるアンケートが送られているとの一報です。もっとも他のiMacや13インチMacBook Proユーザーにも同じような聞き取り調査をしているとの続報もあり、こちらも「広い意味での少し古めなMacの持ち主」の対象に含まれたに過ぎない可能性もあります。

とはいえ、まさに次期iPad miniがまもなく発売との噂が盛り上がるなかで、iPad mini 4(1世代前ですが)ユーザーにアンケートを送ったとの話があったばかり。Appleシリコンを搭載した12インチ後継モデルは中国メディア有名リーカーらも予想していたことで、その後ぱったりと噂話も途絶えていますが、Airよりも軽くて持ち運びやすい新モデルの続報を待ちたいところです。

次期14インチおよび16インチMacBook Pro、ついに量産開始の噂

MacBook Pro

新型14インチと16インチMacBook Proは長らく噂されてきましたが、ようやく両モデルの量産が始まったとのサプライチェーン情報です。

特に現行13インチモデルの後継機(画面を広くして本体サイズは据え置き)と見られる14インチは足かけ1年半以上は都市伝説に留まっていましたが、先日もEECデータベース(ユーラシア経済連合諸国への公的な登録)でもそれらしきデバイスが発見されており、やっと発売が近づいている模様です。

次期MacBook Proの噂話をおさらいしておくと、まずM1チップをベースにCPUやGPUコアを増やした「M1X」プロセッサが搭載。さらにM1 12.9インチiPad Proと同じくミニLED画面が採用され、Touch Barが廃止されつつHDMI出力やSDカードスロット、MagSafe充電コネクタといった過去モデルの諸要素が復活といったところです。

8月に量産開始ということは9月、つまりiPhone 13と同時発表でもおかしくはありませんが、アップルもイベントで扱う製品を増やしすぎて各デバイスの印象を薄めたくないはず。2020年と同じく、AppleシリコンMacに特化したオンライン発表会が設けられるのかもしれません。

iPhone 13 Pro(仮)は動画のポートレートモードやProRes記録が可能とのうわさ

iPhone 13(仮)はミリ波対応地域が拡大、大型バッテリー搭載でお値段据え置きのうわさ

iPhone 13
MacRumors

iPhone 13シリーズは本体サイズは3種類(5.4インチ、6.1インチ、6.7インチ)で4機種構成のまま、見かけも基本機能もマイナーチェンジのため製品名が「iPhone 12s」になるとの噂があるほどですが、カメラの進化などがすごいという噂話です。

まずカメラ情報は、おなじみBloombergのMark Gurman記者が述べていること。iPhone 13 Pro/Pro Max(ともに仮称)両モデルではビデオ撮影時も背景ボケ(ポートレート)機能が使えるようになり、動画をプロ向けのProResフォーマットで記録可能になるとのことです。

もっともiPhone 12 Proシリーズで静止画がApple ProRaw(ファイルサイズがJPEGなどの10~12倍)に対応したことで、すでに頻繁に撮影する人からはストレージ管理が大変になっているとの声もあります。一応は保存サイズの縮小をうたうProResフォーマットも、もともと大きな動画のファイルサイズをさらに増やすため、噂の1TBストレージオプションが用意されるかどうかに注目が集まりそうです。

第2に、調査会社TrendForceによる「米国モデル以外にも、高速な5Gミリ波サポートが拡大される」「省スペースの内部設計で、より大容量バッテリーが搭載される」との予想です。

前者の予想は、今なお日本でも5Gミリ波対応地域は多いとは言えず、恩恵が受けられる人口は限られるかもしれません。ですが大容量バッテリー搭載については(有名リーカー情報もあり)全てのユーザーが恩恵を受けられるものです。

iPhone 12シリーズでは消費電力が大きい5Gに対応した一方で、なぜかバッテリー容量が前年モデルより減らされ、しかもiOS 14.6以降はバッテリー消耗が激しくなっているとの報告もありました。iPhone 11世代がうたった「iPhone史上最長の駆動時間」というフレーズが、iPhone 13世代で再び戻ってくると期待したいところです。