ウワサの12.5型Surfaceは想像以上に速い!? Ice Lake版i5搭載を示すデータが見つかる

ただしカスタムCPUの可能性も

橋本 新義(Shingi Hashimoto)
橋本 新義(Shingi Hashimoto)
2020年09月21日, 午後 08:00 in note pc
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マイクロソフトのPCシリーズであるSurface。その次期製品としては、開発コード“Sparti”こと、Surface Laptop 3に比べて大幅に廉価な12.5インチノートPCがほぼ確実視されています(なお、上写真はSurface Laptop 3です)。

この廉価版Surface Laptop(仮)は10月に発表予定。価格に関しては、安価なところでは500ドル台からともウワサされており、ここまではほぼ確定と言っても良い状況証拠が見つかっています。

参考記事:

マイクロソフト、ミッドレンジのSurface Laptopを準備中か。価格は500~600ドル


▲Geekbenchデータベースで見つかったデータ。Ice Lake版i5としてはマルチコアスコアが低めだが、果たして……

さて、価格帯から「Surface Go 2とSurface Pro 7の間を埋める」とも想定されていたこのPCですが、その基本性能は、Surface Goに対して価格以上に高くなりそう。ともすればこの新機種は、お買い得度という点でSurfaceシリーズ屈指の存在ともなりそうです。

というのも、同モデルの開発機と思わしきベンチマークのデータから、搭載CPUの一つがインテル製第10世代 Core iのうち“Ice Lake”のほうに属する『Core i5-1035G1』である可能性が高くなったため。このCPUは、Surface Pro 7やSurface Laptop 3 13.5インチ版に搭載されている『Core i5-1035G4』と比べて、グラフィックス速度は劣るものの、CPU性能はほぼ同じと考えて良いグレード。

本当にこのCPUが搭載されるのであれば(実際に搭載されるのはシリーズ中でも中級から上級モデルとなるはずですが)Pro 7との価格差を考えるとかなりのお買い得度と呼べそうです。

▲GeekbenchでのCPU詳細データ。このあたりは確かにIce Lake版i5のようですが……

このSpartiらしきデータが見つかったのは、有力なCPUベンチマークとして知られるGeekbenchのデータベース上。ここに登録された『OEMQN OEMQN Product Name EV2』と呼ばれる機種がこれではないか、とされています(当該データへのリンクは記事末尾にあります)。

その証左となるのが、これまで同データベースから発見されたSurfaceシリーズ開発機のデータにおける機種名が、これに近い命名規則となっている点。また別のベンチマークアプリ『UserBenchmark』データベースからは、3月の時点でやはりi5-1035G1を搭載する『Oemqn Product Name EV1』が登録されています(こちらもリンクは記事末尾にあります)。

一方で気になるのが、GeekBenchでのスコアが低めなところ。同データのスコアはシングルコアが「973」、マルチコアが「1775」ですが、同CPUを搭載した他の機種では、それぞれ1100台、3800~3900台といったところが相場となっているため。とくにマルチコアは2分の1程度と、大きな差が付いています。

▲UserBenchmarkの概要データでは、CPUのスロットリング状態に対する警告(最下段)も

合わせてUserBenchmarkのほうでも、CPUのスロットリング状態(CPUが熱的な問題から動作制限を受けている状態)が83%と非常に長い点もレポートされており、この試作機は発熱機構になんらかの制限が設けられている点を伺わせます。

当然ながら、本来であれば測定条件が不明なスコアは比較には使えないのですが(試作機となればなおさらです)、ともすればなんらかの制限が施されたカスタムCPUである、という可能性は想定しておいても良さそうです。

なおUserBenchmarkでは画面解像度が「1536×1024」とレポートされていますが、こちらは設定変更がされている可能性が高そうです。というのも、Surface Go 2でも解像度は1920×1280であり、Spartiがこれより低いことは考えにくいため。

Surfaceの新シリーズとなると画面解像度は嫌が応でも気になるところ。このあたりは続報が出ることを期待したいものです。

この他にわかるデータとしては、RAMに8GB版と16GB版があり、動作クロックが3733MHz相当である点、ストレージにはPCI Express x4接続のNVMe SSDが搭載される点などが挙げられます。

このあたりは、同格帯の他社製ノートPCでも近いレベルの装備が水準となってきていることから、実際の製品でもそのまま継承される可能性がありそうです(ただしSurfaceシリーズは“RAMがやたらと高価になる”ことから、このあたりの価格差が気になるところではありますが)


このように新廉価版Surfaceは、Go 2から比べると相応の速度アップを果たしたモデルとなりそう。重要な価格やモデル構成を含めて不明な点が多いモデルではありますが、お買い得度という点では、Surfaceの中でも相応に期待できそうです。

日本においては、別途内外価格差やOffice付属の問題もありますが、ぜひこうした点にも配慮をお願いしたいところです(Xbox Series X並みにとは言いませんが、何卒……)。

Source:Geekbenchデータベース

Source:UserBenchmarkデータベース

via:Windows Latest


 

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