2021年4月12日、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を扱う日本暗号資産市場株式会社は、17歳の女性エンジニア・小野花依さんがCTO(最高技術責任者)に就任したと発表しました。

日本暗号資産市場株式会社は、2019年創業のブロックチェーン領域の開発に取り組むスタートアップ企業。ERC20(仮想通貨を利用した資金調達で使われるトークンの統一規格)を用いた前払式支払手段である「ICB」や、日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を展開しています。

ステーブルコインは「価格変動の少ない暗号資産」です。ビットコインをはじめとする独自の価値を持つ仮想通貨と異なり、ステーブルコインは米国ドルなど基軸通貨とペッグしているため価格変動がほとんどないのが特徴。ハードカレンシーとペッグした安定性と、仮想通貨と同じようボーダーレスに決済できるスムーズさを兼ね備えています。最近ではVisaがステーブルコイン決済に対応するなど、利用範囲も拡大。今後大きく成長する分野だといわれています。

日本暗号資産市場株式会社の展開する「JPYC」は、日本円にペッグした、1JPYC=1円で取引されるステーブルコイン。2021年1月に販売が開始され、日本円と連動したステーブルコインの「けん引役」としての期待が寄せられています。

同社のCTOになった小野花依さんは、中学卒業後にプログラミングを学ぶと、16歳のときにオンライン買取サービス「オクリマ」を立ち上げたことでも話題となった人物。日本暗号資産市場株式会社には、エンジニアとして2019年12月の立ち上げから参加。「JPYC」の開発・運営を担当しており、今後は最高責任者の立場から、JPYCエコシステムの構築、リソースの最適化を目指すとのこと。

日本の暗号資産市場は今後大きな成長が見込まれている一方で、ブロックチェーン領域は世界に遅れを取っているといわれています。若き才能が、暗号資産市場の発展と課題解決にどれだけ寄与するか、今後に注目です。

Source:PR TIMES