VAIO SX12とSX14が正統進化。CPU一新にWi-Fi 6対応へ

外観はそのままでもパフォーマンスはアップ

いーじま(Norihisa Iijima)
いーじま(Norihisa Iijima)
2020年10月1日, 午前 10:03 in laptops
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VAIOは、パフォーマンスを強化した「VAIO SX12」と「VAIO SX14」を発表しました。すでに予約を受け付けており、発売日(最速届け日)は10月9日となっています。

また、「VAIO S15」にHDRに対応した4Kディスプレイなどの追加カスタマイズも合わせて発表され、こちらは10月21日より受注開始。11月6日に発売(最速届け日)されます。

CPUはIce Lake世代でGPUが強化

VAIO
▲14インチモデルの「VAIO SX14」。

今回の12.5インチモデル「VAIO SX12」と14インチモデル「VAIO SX14」の大きな変更点は以下のとおりです。

  • インテル第10世代Core「Ice Lake」の採用

  • メモリーが最大32GBまで搭載可能に

  • バッテリーの刷新

  • スタンダードSSDがSATAからPCIe接続に

  • Wi-Fi 6に対応

  • HDMI出力が4096×2160/60Hzに対応

  • Type-C出力が5120×2880/60Hzに対応

1つ1つ細かくチェックしていきましょう。

VAIO
▲12.5インチモデルの「VAIO SX12」。

まず、マシン性能の要となるCPUは、従来モデルから第10世代でしたが、開発コードは「Comet Lake」から「Ice Lake」になっています。大きな違いとなるのは、10nmプロセスで内蔵GPUが「UHD Graphics」ではなく、より性能の高い「Iris Plus」が採用されていること。グラフィックス性能の向上が期待できます。

具体的には、4コア/8スレッドのCore i7-1065G7(1.3GHz / 最大3.9GHz)とCore i5-1035G1(1GHz / 最大3.6GHz)、2コア/4スレッドのCore i3-1005G1(1.2GHz / 最大3.4GHz)の3つ。Core i7とCore i5に関しては、VAIO TruePerfomanceに対応。よりCPUの性能を引き出せます。

メモリーは、オンボードで8GB/16GB/32GBから選択となり、最低容量と最大容量がアップ。16GBでは心もとなかったユーザーにとっては嬉しい限り。ストレージは従来からPCIe接続のNVMe SSDとSATA接続のスタンダードSSDの2つのタイプが用意されていましたが、今回からスタンダードSSDでもPCIe接続となり、読み書き速度が向上しています。暗号化機能付きはスタンダードSSDしか選択できなかったため、この機能を利用したいユーザーにはありがたい変更点です。

バッテリーも刷新し、ほぼ同じ重量・サイズながら容量を従来の35Whから42.9Whにアップ。公称値としてVAIO SX12は14.5時間から16.5時間、VAIO SX14のFHDモデルは20.5時間から22.7時間、同4Kモデルは8.5時間から9.6時間へと延ばしています。

※初出時49Whと記載しましたが、42.9Whの誤りでした。お詫びして訂正いたします。

Wi-FiもWi-Fi 5からWi-Fi 6(IEEE 802.11 ax対応)へと進化。11acは5GHz帯のみでしたが、11axは2.4GHz帯と5GHz帯の両対応となり、2.4GHz帯に切り替わった場合でも従来より速度の向上が見込めます。

VAIOはこれまでも、アンテナ性能にこだわりをもち、デスクの素材(木製やスチール製など)に関係なく高い電波強度を保つべく、ディスプレイ上部にアンテナを配置していました。今回もそれは踏襲されており、ボディにアンテナを内蔵しているタイプに比べて格段に通信速度を高められているとしています。

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▲VAIO SX12のアンテナ。SX14も同様の位置に配している。
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▲アンテナがディスプレイ上部にある場合とボディ内にある場合での電波強度の比較。VAIO調べ。

映像出力も性能アップしており、HDMIは4096×2160/24Hzから4096×2160/60Hzへ。USB Type-C端子接続による映像出力も4096×2160/30Hzから5120 x 2880/60Hz対応に。4K/60Hzが可能になったことはかなり大きなポイントですね。

中身以外に関しては、従来と同じ仕様です。静寂キーボードや2ボタン付きクリックパッド、PD・5Vアシスト充電にも対応しています。インターフェースも変わらないため、USB Type-Cがもう1つ欲しいところですが、次のモデルで期待しましょう。

ボディカラーは、VAIO SX12がブラック、シルバー、ブラウン、ピンクの4色。VAIO SX14がブラック、シルバー、ブラウンの3色と、こちらも従来と変わらず。隠し刻印キーボードが選択できるALL BLACK EDITIONと特別色の数量限定RED EDITIONも用意されており、他の人に差をつけたいのであれば、ちょい数万円上乗せするといいでしょう。

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▲「VAIO SX12」はブラック、シルバー、ブラウン、ホワイトの4色。
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▲「VAIO SX14」はブラック、シルバー、ブラウンの3色。
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▲ALL BLACK EDITIONも従来どおり購入可能。写真は「VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION」の隠し刻印モデル。
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▲おなじみのRED EDITIONも用意。写真は「VAIO SX12 | RED EDITION」。

VAIOオンラインストアでの価格(税別・以下同じ)は、

  • VAIO SX12 17万1800円~

  • VAIO SX12 | ALL BLACK EDITION 23万1800円~

  • VAIO SX12 | RED EDITION 24万1800円~

  • VAIO SX14 17万1800円~

  • VAIO SX14 | ALL BLACK EDITION 23万1800円~

  • VAIO SX14 | RED EDITION 24万1800円~

となっています。なおVAIOオンラインストアでのカスタマイズモデルは、LTEを搭載したVAIOオリジナルSIMバンドルパッケージで、LTEを搭載しないモデルを選択したい場合は、ソニーストアオンラインや量販店で購入しましょう。

今回は外観が変わらずインパクトは薄いかもしれませんが、中身は正統進化を果たしており、モバイルノートの「VAIO S」シリーズを所有しているユーザーは、買い替えを検討してみてもいいのではないでしょうか。

Adobe RGB 100%に対応したディスプレイを選択可能に

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▲「VAIO S15」はホワイトモデルを追加。

一方「VAIO S15」は、ディスプレイとボディカラーの選択肢を増やしています。従来はsRGB 100%対応の4Kディスプレイが選択できましたが、今回はさらに、HDRに対応した高輝度4Kディスプレイを選択できるようになりました。Adobe RGB 100%に対応し、立体音響技術の「Dolby Atmos」も搭載されます。

また、新色となるホワイトを追加。天板とキートップ、タッチパッドが白色で、アルミパームレスト部分は高輝度なアルマイト仕上げとなっています。新4Kディスプレイとともに清潔感漂うホワイトを選択してはいかがでしょうか。

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▲パームレスト部分は高輝度アルマイト仕上げにより、シルバーモデルよりも明るい仕上がりに。

 

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