AirTag
WGRZ

アップルの落とし物トラッカーAirTagが車泥棒に悪用されたとの証言に続き、今度は2件のストーカー事件に使われた疑いがあるとの警告が発せられています。

地元ニュースWGRZ報道によると、米ニューヨーク州ウェスト・セニカにて、最近2件のAirTagが関わったと思しきストーカー事件の相談があったとのこと。最初のケースは先月で、ある女性が自分のiPhoneから「一緒に移動しているAirTagが見つかった」という通知を受けて、ウェスト・セニカ警察署に相談したというもの。その際、警官は「女性の車のバンパーの下」にAirTagを発見したと語っています。

そして今週起こった2番目の事例では、別の女性が同じような通知をiPhoneで受け取ったそうです。そこで警察署に行き、警官は彼女の車を徹底的に調べたものの、AirTagを見つけられなかったとのことです。(iPhoneの通知は事実として)車に仕込まれていたのか、それとも女性のiPhoneの近くにあったものに付いて警告されたのか不明だと伝えられています。

警察としては2つの事件に関係があるとは考えておらず、パニックになる必要はないものの、注意を喚起したいとのこと。iPhoneに同じような通知があった場合は、911(日本の110番に該当)に電話するよう呼びかけています。

またウェスト・セニカ署は、先月の事件で女性を追跡しようとした人物を見つけるため、アップルから記録を取り寄せたとも報告しています。今後、事件に何らかの進展があるのかもしれません。

これらの事件で留意すべきは、アップルが用意したAirTagの追跡対策機能が期待通りに役立っているということです。iOS/iPadOS 14.5以降では見知らぬAirTagが身近にあると「あなたの近くで見つかりました」というメッセージがiPhoneやiPadに表示されますが、これは他社のGPSトラッカーにはない独自のセキュリティ対策です。

ただし米9to5Macは、これらの通知だけではAirTagがどこにあるか特定できるだけの十分な情報がないと指摘しています。

実際、自分のAirTag付き持ち物のブザーを鳴らしたり、あるいはiPhoneの方向指示に従っても、なかなか見つからないのはありがちなことです。アップルには「探す」アプリを更新し、通知の説明をより詳しくして、見知らぬAirTagを探しやすくするよう望まれそうです。

Source:WGRZ

via:9to5Mac

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