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次世代のPlayStation向けVRヘッドセットに関して、ソニーはすでに開発中であることを認めています。またこの6月にはBloombergがサムスン製のOLEDを採用し2022年後半の発売になるとのうわさも伝えていました。

その次世代PS VRに関して、大きな動きがあった模様です。VR関連情報サイト「UploadVR」などが伝えるところでは、ソニーは火曜日に開催した開発者向けカンファレンスでこの次世代PS VRに関する情報をいくつか明らかにしたとのこと。


まず、次世代PS VRのゴーグルに関してはYouTubeチャンネル「PSVR Without Parole」が、現行のPS VRよりも10度広い110度の視野を提供すると述べています。

解像度2000x2040pxのディスプレイは柔軟なスケーリングが可能で、アイトラッキング機能によってプレイヤーの視野の中心のの解像度を上げ、周囲を簡略表示するFoveated Renderingも採用するとのこと。Foveated RenderingはOculus Goなどが搭載している技術で、描画におけるシステムの処理負荷を軽減する効果があります。

また、PS VRのようなプロセッサーユニットを必要とせず、ゴーグルとPS5を1本のケーブルで接続するだけで利用できるとの情報もあり、現行PS VRよりもはるかにプレイするまでの手間が省けそうです。


VRゴーグル装着時に手に持つコントローラーの情報については、コントローラーに静電容量式タッチセンサーが内蔵されており、プレイヤーがそれを手に持ってボタンに触れているか、触れていなければ指までの距離がどれぐらいかといったことまで検知する機能を備えているとされます。

もちろん、触覚フィードバックとアダプティブトリガーも搭載されるとのこと。

ソフトウェアの面では、ソニーが開発者に対して、すべてのAAAタイトルでVR対応オプションを用意する計画であると伝えています。

PS4と現行PS VRの場合では、たとえば『バイオハザード7』が通常版に加えてVRにも対応していました。また宇宙探索および開拓ゲーム『No Man's Sky』も、途中からではあるもののVR対応アップデートを提供しています。

今回の情報が正しければ、今後はこうした通常のTV画面と同様にVRでも楽しめるタイトルが多くリリースされることが期待されます。

もちろんソニーが公式発表した情報ではないので、今回出てきた話が100%正しいとは限りません。とはいえ今回の情報からは、次世代PS VRが「Oculus Quest 2」や「HTC Vive Pro 2」に対して、優るかどうかはともかく、それほど劣ることもない性能を持つようには思えます。


冒頭に述べたとおり、2022年の後半にはまだ1年以上の時間があるため、今後もちらほらと情報は出てくることでしょう。ソニーも2021年の発売はないことを明言してはいるものの、年内にいくらかの情報を出してくる可能性はあります。

Source:The Verge, PSVR Without Parole(YouTube), UploadVR