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自動運転EV「アップルカー(仮)」の噂がひとしきり盛り上がったあと、今後のMacBookシリーズやiPhoneに注目が戻りつつある1月の第3週。AppleシリコンMacも「次」が気になるところです。

次期MacBook Pro、ついにTouch Bar廃止?からiPhone 13(仮)に画面内Touch ID追加?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

3月には新型iPad Pro、4月には第3世代iPhone SE発表のウワサ

iPad Pro

アップルはここ数年は3月に新製品をいくつか発表、昨年4月にはそこで零れたiPhone SE(第2世代)をリリースしましたが、その例に2021年も倣う可能性があるとの中国サプライチェーン情報です。

まず3月に発表とされるのが、新型11インチ(第3世代)/12.9インチ(第5世代)iPad Pro。いずれも春に登場するのは想定内ではありますが、12.9インチについては「現行モデルよりも0.5mmほど厚みが増す」すなわち噂のミニLEDディスプレイが搭載されるかもしれないと示唆されています。

ミニLEDとは従来の液晶+バックライトLED画面の延長上にあり、後者を微細なLEDに置き換える技術のこと。ローカルディミング(部分駆動)技術との合わせ技で「エリア毎にバックライトを消灯」を可能として純度の高い黒や高いコントラストおよびダイナミックレンジを実現することで、有機ELの対抗技術と目されているものです。有機ELテレビでLGなどの後塵を拝しているサムスンが、新型テレビで積極機に推進していることでも知られています。

かたや11インチに関しての言及はありませんが、こちらも別方面から液晶画面に替えて有機EL採用との予想もありました。もしも「画面サイズによりミニLEDと有機ELに分かれる」とすれば、どちらが画質や省電力に優れているかに注目が集まりそうです。

そして4月にはAirPods Pro(第2世代)とiPhone SE(第3世代)が発表されるとのこと。前者は充電ケースが微妙に変化することのみ伝えられて本体の情報はありません。以前のBloomberg報道ではステム(持ち手部分の軸)がなくなってコンパクトになるかもしれない、でもノイズキャンセル機能などを収めるのは難しいのであまり変わらないかも、とどちら付かずの見解が述べられていました

またiPhone SE(第3世代)の名前が出ているだけですが、iPhone SE Plus(仮)すなわちTouch IDを側面電源ボタンと統合して前面のホームボタンをなくし、画面を5.5~6.1インチに大型化したデバイスの噂はかなり以前からあります。もっとも有名アナリストが「2021年初から2021年後半に延期」とも予想しており、もうしばらく待つことにもなりそうです。

ヒュンダイ、3月までにアップルカー生産契約を締結予定との報。米国内に新工場?

AppleCar

先週にわかに活発となっていた、アップルの自動運転EVアップルカー(仮)の噂話。しかしアップルは自社工場を持たないファブレス企業のため、すでに自動車生産リソースを備えた他社と協力することは必然です。

そんななかで韓国の自動車メーカー・ヒュンダイが生産パートナーの候補に上っているとの噂話が浮上。続いて米Reutersが両社は交渉のテーブルに着いており、その交渉は3月までにまとまるだろうと予測したしだいです。

現地メディアKorean IT Newsいわく、両社のパートナーシップは「3月までに締結され、2024年頃に米国内で生産を開始する」見通しとのこと。米ジョージア州にあるヒュンダイ傘下の自動車工場を使うか新規に工場を共同で設置するかという2案が出るまで具体化していると報じているとのことです(Korean IT Newsには同記事は見当たらず、Reutersがそう報道している)。

アップルは米トランプ大統領の「米国内に工場を作れ」との圧力のもと、Foxconnにウィスコンシン州に液晶パネル工場を作るよう働きかけたりクックCEO自らがトランプ氏のMac Pro工場視察に付き添ったこともありました。もしも米国内でのアップルカー生産計画が事実だとすれば、雇用創出のアピールを兼ねているのかもしれません。

iPhone 13(仮)ではノッチが縮小、ただしメインレンズの大幅な改善ナシの噂

折りたたみiPhoneがテスト中、iPhone 13(仮)に画面内Touch ID検討中のうわさ

iPhone13
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2021年のフラッグシップiPhone 13(仮)はiPhone 12シリーズの画面サイズ4種類を引き継いで大幅なデザイン変更はないとの予想はほぼ固まっていますが、どこが同じで、どこが変更されるのか?という噂話です。

ひとつは有名アナリストMing-Chi Kuo氏による「メインレンズに」大幅な変更はないとする予想です。2021年モデルのレンズは「7P」つまりiPhone 12シリーズと同じとのこと。ただしKuo氏はiPhone 13の超広角カメラは大幅に進化するとも述べたことがあり、最新ノートでもその点は修正していないことから、あくまで「メインカメラが据え置き」と解釈されています。

かたや海外でも信ぴょう性に定評あるMacお宝情報鑑定団Blogの中国サプライヤー情報では、背面カメラはレンズカバーの出っ張りがなくなる一方でカメラユニット全体の厚みが約0.9mm増となり、全体がサファイヤガラスでカバーされる見込みとのこと。iPhone 12シリーズでもレンズの出っ張りを保護するためのサードパーティ製品が数多く出ているため、傷が付きにくいサファイヤガラスの標準装備は歓迎されそうです。

その一方でマイナーチェンジという枠に収まりそうにないのが、Bloomberg報道の「画面内Touch ID追加をテスト中」との観測です。同じ記事内でクアルコムの第2世代超音波式画面内指紋センサーにも触れており、アップルとクアルコムの6年間の契約やクアルコム社長の「アップルとの関係は最優先事項」発言からも採用される可能性は低くないと思われます。

またBloombergは折りたたみiPhoneがテスト中、ただしディスプレイの検証のみで日の目をみるかどうかはまだ不明とも伝えています。

ほぼ時を同じくして有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)Jon Prosser氏はアップル社内で2つの異なる試作機を開発中としつつ、1つはヒンジで2つの画面を繋ぎ合わせながらGalaxy Z Fold(左右開き)のような外観、もう1つはGalaxy Z Flipのような縦折りのクラムシェルだと述べています。製品化にこぎ着けるかどうかはさておき、アップルがサムスンの折りたたみデバイスを強烈に意識しているのは事実かもしれません。

アップル、Apple Silicon搭載 iMac でデザイン一新か。Mac Proにも2つの新モデルのうわさ

iMac

実に9年ぶりにiMacのデザイン刷新が計画されているとのBloomberg報道。同誌の名物記者でアップルのインサイダー情報に詳しいMark Gurman氏が執筆した記事です。

それによると新iMacはディスプレイが狭額化して画面下も狭くなり、背面もフラットな形状、総合すればPro Display XDRに似た外観になるとのこと。「まるでiPad Proのような狭額デザイン」は昨年半ばのWWDC20以前から噂されていましたが、ついに姿を現すというわけです。

この刷新にはインテル製からAppleシリコンへの移行も伴うとのこと。昨年夏に発売された新27インチiMacはCPUの世代やディスプレイガラス(オプション)は新しくなったもののデザインは据え置かれましたが、Appleシリコン搭載モデルまで刷新が見送られたのかもしれません。

またMac Proに関しても2種類の新モデルが準備中とのことです。ひとつはインテルの新世代CPUを搭載して従来と同じデザイン、もう1つはAppleシリコン採用で現行モデルの半分サイズとなったもの。小型Mac Proは前にもGurman氏が言及していましたが、今回はまるでPower Mac G4 Cubeをアルミ筐体にしたようだと具体的な感想が伝えられています。

次期MacBook Pro、ついにTouch Bar廃止で物理ファンクションキー復活のうわさ

TouchBar
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一部からはテクニカルな支持を集めていたMacBook ProのTouch Barが次期モデルではいよいよなくなる一方で、MagSafe充電コネクタが復活するとの有名アナリスト予測およびBloomberg報道です。

ほぼ同時に伝えられた2つの情報源は、いずれも「14インチと16インチ、2つの画面サイズを持つモデルが開発中。Touch Barは搭載されず物理ファンクションキーが復活、MagSafe充電コネクタが戻ってくる」との見解が一致しています。

16インチは想定内として、14インチ=13インチの再デザインによる画面の大型化はかなり前から噂されながら、いまだに姿を見せず。アップル幹部のフィル・シラー氏が質問をぶつけられたときに「そんなつもりは無いよ」とあしらっていましたが、同社の秘密主義からすれば本当のことが語られるわけもありません。

さておきTouch Barは有機ELパネルのためコスト上昇の一因と推測される一方で、使うときに必ず目線を下にやらなければならず、少なくともファンクションキーを多用するユーザーからは好評とは言えませんでした。他ならぬアップルが16インチMacBook Proとともに物理ESCキーを復活させて「プロ顧客の苦情が多かったから」と告白していました

ほかケーブルに力が加わると磁気コネクタが抜けて落下を防止するMagSafeも復活するとのこと。さらに複数のI/Oポートも装備されて追加のドングルを買わなくても良くなるとの予想は、外でのモバイルと自宅や職場で外付けディスプレイなど周辺機器につなげるデスクトップ用途を交互にしているヘビーユーザーからは歓迎の声があがっている模様です。