ポケモンGOのナイアンティック、ソフトバンクほか5G通信各社と「惑星規模」ARアライアンスを結成

「プラネットスケール」はマイクロソフトもよく連呼してます

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年09月1日, 午後 11:11 in niantic
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Niantic Planet-scale AR Alliance
Niantic

ポケモンGOのナイアンティックが、世界各国の通信会社と「Niantic Planet-Scale ARアライアンス」を結成したことを発表しました。

参加するのは日本のソフトバンクはじめ、ベライゾン、SKテレコム、EE、TELUS、オレンジ、ドイツテレコムなど、各国で5Gネットワークを展開するモバイル通信会社。

アライアンスはナイアンティックの「プラネットスケール」(全地球規模)ARプラットフォームを使い、大容量・低遅延といった5Gの特性を活かした、未来のARコンテンツを提供することを目指します。

アライアンスの発表なので、具体的にどんなコンテンツを何時までにどこで展開します、といった詳しい話はありません。FAQをざっくり引用すれば、

Niantic Planet-scale ARの最初の目標は?

Niantic Planet-Scale ARアライアンスは、独自の5G対応ARコンテンツを制作し、5Gの世界におけるイノベーションの基準となるようなAR体験を示します。

一般プレーヤーや消費者にとっての意義は?

5G対応ARコンテンツには、ミリセコンド以下の低遅延や広帯域など多くの利点があります。ナイアンティックのユーザーにとっては、多くのプレーヤーが人数制限なしで、同時にひとつの仮想世界で協力したり競争できることを意味します。

Niantic Planet-Scale アライアンスの目標は?

5Gネットワークに最適化されたARエクスペリエンスを広く示すことで、世界の消費者に5Gの優位性を示すことを目指します。さらに、今後多くの開発者が独自のARアプリケーションやゲームを開発してゆくうえで、5G上のARにおける標準を定めることを狙っています。

といった感じ。

5Gネットワークは各国で展開が始まり、対応端末も増えていますが、消費者に対しては「短時間でたくさんダウンロードできます」以上の分かりやすい利点を伝えることに各社とも苦慮しているのが実態です。

5Gのデモとしては、広帯域が必要となる8K動画であったりVR中継といったコンテンツがふんわり未来風なイメージで活用されてきました。

ナイアンティックはここに、定義は謎ながら「惑星規模」のARプラットフォームを展開する唯一の企業として、アライアンス各社と協力して「5Gならでは」を提供することをうたいます。

FAQでも「ナイアンティック プラネットスケール アライアンス」と「ナイアンティック プラネットスケール AR アライアンス」が混在しているなど曖昧でふんわりした感覚は否めませんが、とりあえずの座組み発表はまあそんなもの。

ナイアンティックは現在運営中のポケモンGO、Ingress、ハリー・ポッター:魔法同盟、同じプラットフォームで動くことが発表済みのカタンのほか、スマートフォン以外のデバイスを利用するものを含め10タイトル以上の新作を開発中です。

いまのところ「AR」はポケモンとリアルな記念撮影ができる程度で、設定からオフにできるおまけのようなものですが、ナイアンティックが繰り返してきたテクノロジー企業買収や研究開発が実を結び、5Gの広帯域や今後の新しいデバイスと結びつけば、Ingress的な「もうひとつの現実」が現実世界と融合する未来が本当にやってくるかもしれません。

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