ソニーα7対抗のフルサイズミラーレス「Nikon Z 5」発表

レンズ込みで約22万円、瞳AFにも対応 スマホからのシフトも狙う

金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
金子 麟太郎(Rintaro Kaneko)
2020年07月21日, 午後 01:03 in Camera
0シェア
FacebookTwitter
Nikon

ニコンは、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)のセンサーを搭載したミラーレスデジタルカメラ「Nikon Z 5」を発表しました。価格はオープンプライスで、市場想定価格は「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」レンズキットが22万2200円、ボディ(本体のみ)のみが18万2600円(いずれも税込)。発売は8月下旬を予定します。

Nikon
「Nikon Z 5」と「iPhone 6」。ミラーレスデジタルカメラのなかでもZ5は非常にコンパクトな設計

Z 5は、Zシリーズのなかで最も軽量化し、価格を抑えたのがポイントです。25万円以下のミラーレス市場は、ソニーやキヤノンが市場シェアのおよそ半分を占めており、ニコンはZ 5を投入することで、若年層やスマホユーザーからの買い換えを促進する狙いです。

Nikon
「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」を装着した様子

有効画素数は2432万画素で、ISOは100~51200の幅広い常用感度域を実現しています。画像処理エンジン「EXPEED 6」を搭載し、暗所においてもノイズが少なく鮮明な写真を撮影できるとします。

フォーカスポイントについては「Z 6」と同じ273点で、撮像範囲の水平および垂直約90%をカバーします。FXフォーマットセンサーに最適化したアルゴリズムで、像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切りかえてピントを合わせます。

また、カメラ内手ブレ補正を搭載しており、手ブレ補正ユニットを5軸に駆動させて補正するため、シャッタースピード約5.0段分(※)の補正効果が得られるといいます。

※CIPA規格準拠(NIKKOR Z 24-70mm f/4 S装着時、ズームは望遠端)

ちなみに、手ブレ補正非搭載レンズを含む「NIKKOR F レンズ」使用時にも効果を発揮しますが、FTZとNIKKOR Fレンズで使用時は、3軸の手ブレ補正となる為、Zレンズ使用時より補正効果は弱まります。

なお、Z 5による手ブレ補正の効果はZ 6と同等になるとのこと。ただし、キットレンズNIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3での手ブレ効果値は非公開としています。

Nikon
背面モニターはタッチ操作にも対応する

さらに、昨今のトレンドでもある瞳AFにも標準対応。具体的には人物、瞳、動物(犬・猫)に対応します。Z 6とZ 7では、ファームウェアアップデートにて対応していましたが、Z 5ではアップデートを待たずに使えます。

0.5型の電子ビューファインダーは、約369万ドットの有機ELパネルを採用しており、光学ビューファインダーに迫る快適な使い心地を目指したと豪語します。明るさはオートもしくはマニュアル11段階で調節可能です。

本体背面にチルト式3.2型の液晶モニターを備え、タッチ操作にも対応します。解像度は約104万ドット、視野角は170度です。

Nikon
記録メディアを2枚挿しできるデュアルスロット仕様

Nikon
左側面にUSB Type-C、HDMI、リモコン、イヤホン、マイク端子を備える

充電端子の規格はUSB Type-Cを採用しており、Z 6 / Z 7までの充電に加えて給電にも対応。モバイルバッテリーで給電しながら長時間露光撮影をすることも可能です。

筐体には軽くて頑丈なマグネシウム合金を使用し、20万回の耐久テストをクリアしているとのこと。サイズは約134x100.5x69.5mm(幅x高さx奥行き)で、バッテリーやメモリーカードを含む重さは約675gです。


関連記事:

α7に宣戦布告、ニコンの18万円フルサイズミラーレス「Z 5」実機インプレ



【Engadget Live】iPhone 12発売日速攻レビュー

 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: Camera, NIKON, cameras, news, gear
0シェア
FacebookTwitter