任天堂、Joy-Conドリフトは「本当の問題ではない、誰にも不便を掛けていない」と主張との噂

不便との声もよく見かけますが

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2020年10月3日, 午後 02:30 in nintendo
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Joy-Con
Engadget Japan

米任天堂に対し、Nintendo Switchの着脱式コントローラJoy-Conの「ドリフト」問題に関して消費者による集団訴訟が続いています。本訴訟につき、任天堂がドリフト問題は「本当の問題ではないか、誰にも不便をもたらしていない」と主張しているとの噂が報じられています。

ドリフト問題とは、Joy-Conのアナログスティックが触っていなくても勝手に動く(ドリフト=漂流)欠陥があると主張されていることです。ハイテク製品の分解で知られる修理業者iFixitも本件に興味を示し、「ジョイスティック末端の金属部分が回路基板上のパッドよりも固いため、パッドの摩耗が早まっている」との構造上の原因を分析していました。

そして上記の集団訴訟は、2019年7月に法律事務所のChimicles Schwartz Kriner&Donaldson-Smith(CSK&D)が提起したものです。訴状では、任天堂は問題を認識しているのに開示せず「欠陥が明らかになったときも無償修理を拒むことが常態化している」と主張されていました。提訴後まもなく、同社は修理費の返還や無償修理に応じているとの報告もありましたが、公式に「問題」を認める発表はありません。

今年3月、米地裁は任天堂からの仲裁を強制する申し立てを承認していますが、訴訟を取り下げさせる請求は却下しています。記事執筆時点では、CSK&Dは仲裁プロセスを通じて事件を解決することに取り組んでいるとの声明を出しています

さて今回の噂話の出どころは、海外大手掲示板Redditに転載された、任天堂側の弁護士が以前ドリフト問題につき連絡してきた消費者に送られたとされるメールです。そこでは彼らが経験した問題点、任天堂が苦情にどう対処したか、それが同社の製品に対する信頼に影響を与えたかどうかを説明する短いビデオ(90秒以内)を提出するよう求められています。そうしたユーザーからの動画を集めてまとめ、訴訟の材料とするというわけです。

その中で注目すべきは、「これ(ドリフト問題)が実際には問題ではない、ないし誰にも不便をかけていないという任天堂の主張に応えるために役立つでしょう」のくだりです。つまり任天堂側のドリフト問題は存在しない、プレイに支障をきたしているユーザーはいないとの法廷での立場はいぜん変わっていないもようです。

任天堂の古川社長は6月の定時総会で「Joy-Conに関して、お客様にご迷惑をおかけしていることをお詫び申しあげます」と述べつつも、ドリフト問題には言及せず。その一方で「製品の改良については継続的に取り組んでいます」とコメントしましたが、誰しもが満足できる落とし所になるよう祈りたいところです。

Source:Reddit

Via:VGC


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