実際おもしろいの? Nintendo Switchソフト「ニンジャラ」をプレイしてみた

独自の世界観とアクションが魅力、今後に期待の3Dアクション

堀江くらは
堀江くらは, @kuraharu
2020年07月23日, 午後 05:00 in games
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ガンホー・オンライン・エンターテイメントがNintendo Switch向けに6月25日にリリースした基本無料のアクションゲーム、「ニンジャラ」。リリース前から「スプラトゥーン」を思わせるキャラクターデザインが話題になり、現在では全世界ダウンロード数が300万を突破するなど、話題性の高いゲームです。

本作は、ニンジャを操作し、多彩な武器と「ガム」を用いたアクションでステージを縦横無尽に駆け巡る3Dアクションゲーム。最大8人で闘うバトルロイヤル形式のゲームモードと、4vs4のチーム戦の2つのゲームモードが実装されています。本稿ではバトロワ形式をプレイしてみてのインプレッションをお届けします。

忍術+ガムの斬新なアクションゲーム

「ニンジャラ」では制限時間内により多くのスコアを獲得したプレイヤーが勝者となります。設置されたドローンを破壊したり、相手プレイヤーを倒すことで得点を得ることができます。

ニンジャアクションということもあり、キャラクターはダッシュだけでなく、壁を走ったり、2段ジャンプしたりとかなり自由に動き回ることが可能で、マップを自由に駆け巡ることができます。

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▲ステージ上に置かれたドローン。破壊することで様々な恩恵を得られます

本作の特徴は「ガム」を用いて戦う事。プレイヤーは「ガムウェポン」と呼ばれる様々な武器を用いて戦場に赴きます。ガムウェポンにはカタナやハンマー、ヨーヨーの3タイプがあり、それぞれ4種、計12種類の武器が実装されています。武器ごとにステータスへの補正や使用できるアビリティなどが異なっているので自分に合った武器を選ぶことが大切です。

ガムウェポンは、ドローンを破壊することで手に入る「シノビエナジー」を用いることで強力な「大武器」にアップグレードすることができます。大武器を使用して相手を倒せば貰えるスコアも通常よりアップしますし、大武器でないと使えないアビリティを使用することもできるようになります。

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▲使用しやすい刀

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▲遠距離が得意なヨーヨー
▲ユニークな見た目のものもあります

ガムを用いたアクションは多様です。例えば、ガムを膨らませて敵の攻撃をガードすることができますし、ガードから派生して膨らませたガムを飛び道具として飛ばし、ヒットした相手を拘束する「ガムシュート」(拘束状態は「ガムバインド」と呼ばれます)、ガムが膨らんだ状態で空中にいるとき、上述のシノビエナジーを消費して使用すできる「シノビダッシュ」。

忍術ゲージを溜めて使用する武器固有の強力な「ガム忍術」、付近のオブジェクトに擬態する「ガム変化の術」などなど、ガムと忍術が合わさった斬新なアクションは見ているだけで楽しめます。

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▲ガム変化の術で箱に変化。上手く使えば相手の不意を突けるかもしれません

本作のちょっとしたアクセントとなっているのが「ソウサイ」というシステム。相手と攻撃がぶつかり合った時に起きる、じゃんけんのような読み合い。スティックを上下横に倒して判定を行うもので、これに勝てば強力な一撃を入れるチャンスが訪れます。ソウサイはリスクもありますが、回避アクションを行えば拒否することも可能です。

また相手の攻撃を受けている時にSエナジーを使って「Sバースト」というアクションを行うことでソウサイに持ち込むことも可能です。このSバーストと通常のガードに勝てる行動として「ブレイクアタック」が存在します。Sバーストに対してブレイクアタックが成功すると、ガムウェポンを破壊することができ、ガードを崩した場合は相手をガムバインドさせることができます。

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▲只今ソウサイ中
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ソウサイはお互いのプレイヤーがスティックを上下横に倒して判定を行います。それぞれの入力でノーマルアタック、バックアタック、ワイドアタックを繰り出します。ノーマルアタックはワイドアタックに、ワイドアタックはバックアタックに、バックアタックはノーマルアタックにそれぞれ打ち勝ちます。

また、ガムバインド中の相手や、「ガム忍術」「ソウサイ」で敵を倒すと「IPPON」となります。特殊演出だけでなく、通常のKOよりも高いスコアを得ることができるので、狙っていきたい要素です。

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▲IPPONをとればゲームを有利に進められます。尚、画面は筆者がIPPONされているものです……

本作はキャラクターのデザインも魅力の一つ。豊富なアバターが存在し、自分好みにカスタマイズすることが可能です。衣装やエモーションなどはバトルの報酬で貰えるほか、有償ショップでも購入できます。また、本作には2か月ごとに更新されるバトルパスも実装されており、有料パスと無料パス共にクエストを達成することで報酬が貰えます。

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▲アバターのカスタマイズも本作の魅力です

バランス面では今後のアプデに期待

さて、実際に本作をプレイしてまず感じることは、思ったよりも操作やルールがシンプルだという事です。攻撃は敵の近くでZRボタンを押すだけでホーミングしてくれますし、Rスティックを押し込めば近くの敵をロックオンしてくれます。コンボもZRボタン連打で繋がりますし、忍術などのアクションも殆どがワンボタンで出せるので初心者でも「基本的な」操作はすぐに慣れることができます。ゲームの目的も「ドローンを破壊する」「敵を倒す」だけなので初心者でも飲み込みやすくなっています。

また、操作感は良好で、筆者の思った通りにキャラクターが動いてくれるのでストレスなく遊ぶことができました。独自の世界観を持ったマップ上を、ところせましと駆け回れるので最初の内はキャラを動かしているだけで爽快感があります。

戦闘面では「ソウサイ」周りの読み合いは奥深く、ブレイクアタックをいつ打つか、Sバーストをいつ使うかなどは瞬間的な判断が問われる場面であり、本作の面白さのひとつとなっています。

ただ、チュートリアルの不足を感じる箇所もあり、特に「ソウサイ」周りのシステムや、メニュー画面に関してはもう少し説明が欲しいと感じたのも事実です。

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▲独自の世界観を持ったフィ―ルドは駆け回るだけでも楽しめます

試合では、基本的には大武器にすることの恩恵が大きいことや、ドローンを壊すだけで勝利ポイントが得られることから、序盤からドローンを巡って戦闘が発生するようになっており、戦闘の面白さを感じられる機会は多いです。

しかし、現状のパッチではドローン破壊の得点がとても高く、敵から逃げるだけでドローンを破壊しているだけで上位に食い込むことが可能で、敵との戦闘も所謂「漁夫の利」を狙う作戦が有効となっています。こちらも今後のアップデートに期待です。

アップデートに関しては、先日他の物よりも強力だったガムウェポン、ヨーヨータイプの「ニンジャヨーヨー」「シノビスピナー」がそれぞれナーフ(弱体化)されたり、ガム忍術の「ニンジャトルネード」がバフ(強化)されたりといったバランス面での調整がありました。パッチノートの文面もバフ・ナーフの理由が丁寧にかかれており、ユーザーフレンドリーな姿勢がうかがえます。

総評として、「ニンジャラ」は、独自の世界観やゲームシステムを有しており「ダイヤの原石」ともいえる作品だと感じました。まだリリースから日が経っていないこともあり、粗削りな部分も目立ちますが、今後のアップデート次第では充分に化ける可能性を秘めています。

また、本作は7月22日(水)にパッケージ版発売しており、こちらにはゲーム内通貨や限定アイテムが同梱されています。基本無料のゲームですが、気になるかたはこちらもチェックしてみてください。

関連リンク:ニンジャラ

 
 

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