Engadget

11月19日に発売されたNintendo Switch用ソフト「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」(税込み6930円)。早速オンライン対戦で遊んでみましたので、その模様をお届けします。

記事内の太文字や画像をタップするとAmazonの製品サイトに移ることができます。

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(Amazon)

家に集まって友人らとワイワイプレイするイメージの「桃鉄」シリーズですが、本作ではオンラインで対戦することも可能です。ただし、ランダムでのマッチングはできず、フレンドとのみプレイできるという仕様となっています。

発売日0時から対戦するとなると「新作をDL済み」「Nintendo Switch Onlineに加入してる」「深夜のプレイに付き合ってくれる」……などの条件を満たす必要があり、リアルの交友関係で面子を揃えるのはハードルが高いです。

Engadget
▲FacebookやInstagram、LINEなどで探してみったものの、あまりいい反応はありませんでした

それでも、筆者は0時にダウンロードと同時のオンライン対戦を実現できました。ただし、これは人によっては抵抗があり、筆者としてもセキュリティやプライバシーの面で、読者の皆様にはおすすめできない方法です。

というのも実は、掲示板でDiscordの桃鉄に関連したサーバーを探し、一緒にプレイしてくれるメンバーを探したのです。結果としてプレイ1時間前くらい前に知り合ったメンバーと、Discordの音声通話をしながらプレイすることになりました。

対戦は「10年モード」で。予想のプレイ時間は4時間ほどでしたが、結局6時間ほどのプレイ時間となりました。幸運なことに、どのメンバーも人当たりがよく、「カード集めて、物件買えばいい」くらいの戦略しかない筆者に色々アドバイスもくれました。非常に楽しい6時間となりました。

通信が事故ってもリカバーできるオンライン対戦

Engadget

▲筆者のプレイヤー名はBBQです。本記事のスクリーンショットは他プレイヤーの名前は伏せ字で処理しています ©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

実際のオンライン対戦の方法としては、メインメニューから「ネットで桃鉄」を選択し、どなたか1名がリーダーになり部屋を作るというパターンです。

「部屋番号あり」の設定では、フレンドが指定の部屋番号を入力すると部屋に入れます。番号を設定しない場合、他のプレイヤーは「メンバーになる」を選択するだけでフレンドが開いてる部屋が表示されるので、そこから参戦できます。

さて今回は、オンラインでの対戦ということもあり、通信の不具合で1人が部屋から出てしまうといったアクシデントが何度かありました。しかし本作はそういった場合の対策もなされています。一度プレイヤーが部屋から出て、メインメニューの「つづきから」を選んで部屋に入ることで、再び4人集まってプレイを再開できます。

加えて、月の初めにオートセーブがかかる仕様なのも安心ですね。ぶっ通しでプレイしなくても、「ココでセーブして続きは明日」といったかたちで一旦締めることができます。

Engadget

▲誰かがゴールすると、たいがいスタンプの送り合いとなります

キャラスタンプを送り合う事でゲーム上でのプレイヤー同士のコミュニケーションをとれます。スタンプはプレイを重ねるごとに種類が増えます。

ただし、当然ながらスタンプはゲーム内でしか送れないため、前述したような通信の不具合などには無力です。別途プレイヤー同士でコミュニケーションが取れる手段を用意したほうがいいでしょう。

やっぱり桃鉄

Engadget

続いて、ゲームプレイ全般についての感想をお伝えします。筆者はこれまでの桃鉄シリーズをすべてプレイしてきたわけではありませんが、今作も鉄道会社の社長になって総資産日本一を目指すボードゲーム「桃鉄」の醍醐味を味わえる内容と言えます。

相変わらずキングボンビーは怖いし、所持金をすべてかっさらうスリの銀次の急襲に驚くし、年々の決算の増額に興奮する……という体験をNintendo Switchの環境で楽しめる点が一番重要なことでしょう。

Engadget

▲仁王のようなキングボンビー。怖い

Engadget

▲一度飛ばされるとなかなか戻れない「ボンビラス星」

Engadget

▲爽やかな「スリの銀次」。どうやって懐に億単位のお金を仕舞うのでしょうか……

Engadget

今作は桃太郎と貧乏神を含めてキャラクターデザインが変更されており。全体的にポップで明るい印象となりました。

筆者は大したファンでもないのに「これまでのアクのある感じが桃鉄っぽくて好きだったのに〜」と思っていたため、プレイ序盤は違和感を抱いていました。が、プレイが終わる頃には新しいキャラにも慣れました。シャキっとつややかな桃太郎も、妙に愛くるしい貧乏神でも、桃鉄は桃鉄です。

Engadget

さて、実際のプレイでつくづく感じたのは、今作からの新カード「ロイヤルEXカード」の強さ。これはサイコロを6個ふれて、しかも数回利用できるというもの。明らかにこのカードを所持しているプレイヤーの行動範囲は広くなり、結果ゴールに到達する回数も多かったのが印象的です。

このカードと、効果を延長できる「期間延長カード」などを組み合わせると、凶悪な強さになってしまいます。

Engadget

▲結果発表の様子。ゲームに登場するキャラが線路に干渉してアクションを繰り広げます。パチンコの演出みたい

Engadget

▲筆者の順位は2位。プレイミスは多かったのですが、何度も「ぶっとびカード」でゴール付近に寄せる、ボンビーがいるけど「エンジェルカード」がある……といった豪運のおかげで、そこそこ儲けてました

不利なプレイヤーを労る、1位プレイヤーを妨害するといった「空気を読んで楽しくプレイ」ができる対人戦をDiscordで交流しながら遊べたのも「これぞ桃鉄」と思えた要因だったと思います。CPU戦ではここまで「楽しい・悔しい」などと思えなかったかもしれません。

最後に、細かい部分ですがタイトルに関して。今作は「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」と、タイトルで年号を表記しています。ということで、勝手な妄想で「昭和にタイムスリップ」的な、時空が関係するイベントがあるのかと思いましたが、そういった要素が無いのが若干引っかかりました。

しかし最新桃鉄は、名前の通り令和でも「定番」といえる、安定した面白さのボードゲームでした。次回は家に友人を呼んでプレイしようと思います。

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(Amazon)

©さくまあきら ©Konami Digital Entertainment

記事中の製品はEngadget日本版チームが推奨しているものです。本記事のリンクからなにかを購入すると、編集部にアフェリエイト報酬が入ることがあります。セール情報は記事執筆時点のもので、価格や在庫状況は常に変化しています。