欧州日産、災害派遣用EV『RE-LEAF』発表。停電地域に自ら乗り込むモバイルバッテリー

電気自動車ならではの使い道

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年09月30日, 午前 07:10 in EVs
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日産自動車が、電気自動車「リーフ」をベースとした災害復旧支援コンセプトカー「RE-LEAF(リ・リーフ)」を欧州で公開しました。自然災害などで停電している地域に駆けつけ、搭載する大容量バッテリーを非常用電力として提供することが可能になっています。

RE-LEAFは被災地で簡単に電気を取り出せるようにするため、フロントフェンダー部分に耐候性の高い電気ソケットをふたつ、トランクにも3つのコンセントを装備し、110~230Vの電気機器への給電を可能としています。たとえば瓦礫を取り除くための電動削岩機や、病院の人工呼吸器を臨時に動かしたり、夜間はLED投光器を点灯したりといった使い方がそうていされています。バッテリーは満充電状態なら平均的な英国家庭に約6日間分の電力供給が可能です。

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瓦礫の多い場所など悪路での走破性を高めるため、最低地上高を通常のリーフの160mmから225mmに引き上げています。さらに専用アンダーガードでクルマの底面を保護し、17インチオールテレイン(前路面対応)タイヤ装着のために前後ホイールハウス部にオーバーフェンダーを装着しました。また、ラゲッジスペースには32インチモニターと引き出し式デスクおよび通信機器を収納し、復旧支援活動に利用できます。

RE-LEAFは災害時における電気自動車の活用の可能性を実証するためのコンセプトモデルですが、日産自動車曰く、すでに2011年からリーフは自然災害による停電時の非常用電源および移動手段として活用されているとのこと。2018年からは国内の60を超える地方自治体と災害連携協定を結び「ブルー・スイッチ活動」と称して復旧支援での電気自動車活用プログラムを展開しています。

欧州日産のプロダクトマーケティング部隊を率いるヘレン・ペリー氏は『RE-LEAF』のようなコンセプトカーは、災害復旧支援における電気自動車の可能性、よりスマートでよりクリーンなテクノロジーが救命活動、災害復旧支援などの一助となることを提案」していると述べています。

ちなみに、RE-LEAFという名称は、(emergency REsponse)、人道支援(humanitarian REcovery)、そしてコミュニティの強靭性(REsilience)という、3つのREを由来としてベース車両Leafと組み合わせたものだそうです。

source:Nissan


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