セキュリティ関連のソフトウェアを手がけるノートンライフロックは、個人情報の違法な売買をダークウェブを含めて監視・検出するダークウェブモニタリング機能と、復旧支援サポートサービスをセットにしたソフトウェア「ノートンIDアドバイザー Powered by LifeLock」を11月26日に発売します。

本製品が監視対象とするダークウェブとは、一般的なウェブブラウザからは閲覧や検出ができない、暗号化などがなされたウェブサイトです。

一般的なウェブサイトは、Googleなどの検索にヒットし、一般的なウェブブラウザで閲覧できるサーフェイスウェブ(表層ウェブ)と、検索にヒットしないディープウェブ(深層ウェブ)の2つに大別されますが、ダークウェブはこれらよりもさらに危険な領域とされており、一部サイトでは個人情報の取引などもなされています。

本製品に備わるダークウェブモニタリング機能では、パスワードやセキュリティコードなどの個人情報を検出した場合、専用アプリと電子メールで利用者に通知します。

同社プロダクトマーケティング部の住山望部長は、『2020年4月から8月の5か月間に、ダークウェブで新たに販売されている事が確認された日本人のログイン情報は95万1224件、クレジットカード番号は3万4473件にのぼる』と述べたうえで、『流出した個人情報はダークウェブで売買され、不正利用される可能性がある』と、強い危機感を示しました。

また、メールアドレスとパスワードを組み合わせた「パスワードリスト」をサイバー犯罪者が不正に入手し、ダークウェブ上で売買されるケースもある、と住山氏は指摘します。このため、複数のサイトで同じIDとパスワードを使わないよう注意を呼びかけました。

本製品にはこうした件への対策として、パスワードリストを発見した場合に通知する「パスワードリスト通知機能」を近日中に追加することも明らかにしました。

通知後、利用者による本人確認が完了すれば、漏洩したパスワードの一部が表示されます。パスワード変更を行うことで被害を最小限に抑えることが可能だとしています。

もう一つの機能である復旧支援サポートは、日本に拠点を置く復旧支援スペシャリストが、利用者からの個人情報などの不正利用の申し立てを受け、必要に応じて利用者が所有するカード会社や金融機関などの関係者と三者間通話を行い、問題が解決するまでサポートするとしています。

本製品は、WindowsとMacのほか、iOSやAndroidに対応し、想定販売価格は1年版が3780円(税別、以下同じ)、3年版が8980円。全国の家電量販店などで取り扱います。

また27日からは、2年1アカウント版を全国のauショップやauオンラインショップなどでも販売します。こちらの対応OSはiOSとAndroidのみ。想定販売価格は6160円です。


source:ノートンライフロック(PR TIMES)