Nvidiaとメルセデス、次世代車向け車載コンピューター開発で提携

常にアップデートが提供されます

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年06月24日, 午後 01:30 in mercedes-benz
0シェア
FacebookTwitter
Mercedes-Benz AG - Global Communications Mercedes-Benz Cars & Vans

Nvidiaとメルセデス・ベンツが、2024年以降に発売される次世代自動車全車種に搭載するコンピューティングシステムの開発で協力すると発表しました。Nvidiaは、これまでに自動車向けに開発された「最も高度なコンピューティングアーキテクチャー」になると謳っています。

この車載コンピューターに搭載されるソフトウェアシステムはレベル2~3の自動運転を可能にするとしており、現時点でのテスラAutopilotよりも高度なものになるとのこと。また自動パーキング機能に関してはレベル4に到達するとしており、ほとんどの駐車場で、ドライバーが操作することなく駐車できるようになりそうです。

いずれの場合も万が一の事態に備え、必要なときにはドライバーが運転を引き継げるようにしなければならないのはいままでと変わらないものの、日常的な走行状況ではドライバーの介入の必要性はほとんどなくなると考えられます。

このシステムはNvidiaのDRIVEプラットフォームをベースとして開発され「指定した2地点(始点~目的地)間の運転をほぼ自動化」できるとのこと。さらにOTAアップデートが可能で、少なくともオーナーが自動車を所有している間は安全機能や便利機能、アプリケーション、サブスクリプションサービスをリモートから追加アップデートできます。これは現在テスラが提供しているOTAアップデート機能とほぼ同じ機能と言えるでしょう。

Nvidia CEOのJensen Huang氏は「われわれは、メルセデス・ベンツとともに仕事ができることを嬉しく思う」と述べ、「クルマのソフトウェアをプログラマブルにし、OTAで継続的に機能を向上させることで、革命的な自動車の所有体験を提供します。NVIDIA DRIVEシステムを搭載する将来のメルセデスには、自動車のライフタイムを通じて、AIの専門家とソフトウェアエンジニアチームが、継続的に開発、改良、強化を行っていきます」としました。

Nvidiaとメルセデスの共同開発によるコンピューター技術は、2024年に発売される次期モデルに搭載される見込みです。

ちなみに、メルセデスは先日、2024年までにハイウェイを完全に自動走行できる技術の開発を目標としたBMWとの共同開発計画を中止(保留)すると発表したばかり。このときは将来的な共同開発の再開を否定しないとしつつメルセデスは「急速に変化する将来の環境課題に備えるため、自動車分野以外のパートナーとのその他の可能性も模索」するとしており、パートナーとBMWからNvidiaに切り替えた格好とも言えそうです。ちなみに、メルセデスはBMWとの共同開発計画発表の約半年前にはNvidiaとも車両向けの新しいAIコンピューター アーキテクチャの構築で提携することを発表していました。

soure:Nvidia


 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: mercedes-benz, Nvidia, autonomous vehicles, DRIVE, news, gear
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents