GPUの大手メーカーとして知られる米国NVIDIAが、3Dグラフィックスを用いたインタラクティブなAI(人工知能)アバター作成用プラットフォーム「Omniverse Avatar」を発表しました。


NVIDIAは各種GPUだけでなく、GPUの持つ高い演算パワーをグラフィックス以外でも活用すべく、AIアプリケーションも多数展開しています。昨今では、配信支援アプリの「Broadcast」落書きからリアルな風景を生み出す「Canvas」ゲノム解析ツールキット「AtacWorks」などが有名です。

今回のOmniverse Avatarは、レイトレーシングされたインタラクティブな3Dアバターが多様な話題について会話し、自然に話された意図を理解することができる……といったアプリの作成を容易にするもの。

上の動画は、Omniverse Avatarベースで作られた、NVIDIA CEOのジェンスン・フアン氏のアバターを用いたカスタマーサポート用の「Project Tokkio」です。なにやら可愛らしいプロポーションですね。

Omniverse Avatarでは音声AI、自然言語理解、レコメンデーションエンジンおよびシミュレーションが動作しています。上のデモ動画はビデオ会議用の「Project Maxine」で、数ヶ国語への自動翻訳や動画内のアイコンタクトの調整、騒がしい背景のノイズ消去などを行なっています。


NVIDIAはOmniverse Avatarの技術が、レストランでの注文や銀行取引、個人的なアポイントメントや予約などの局面に利用できる、と案内しています。

いずれ公共施設や銀行の端末でも、このような生き生きとしたAIアバターが情報を提供する未来がやってくるのかもしれません。


Source: NVIDIA