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音楽ストリーミングサービスはいくつかありますが、個人的にはAmazon Music一択になってきました。サービスイン当初は、ハイレゾや3D音源まだまだだなーと思っていたのですが、いつの間にかそういう事はどうでもいいぐらい加速度的にレア楽曲まで取り揃えるようになってきています。

通常ストリーミングで聞くならスマートフォンという事になるわけですが、積極的に音質がいじれないのが難点です。またアナログ端子もなくなる傾向があり、加えて「そもそもこれハイレゾに対応してるのか問題」も残るところです。

そんな問題を解決してくれるのが、ソニーのストリーミングWALKMANことNW-A100シリーズでした。発売は昨年10月ですが、筆者が購入したのが今年になってからなのでギリセーフってことでよろしくお願いいたします。

このウォークマン、昨年発売のラインナップの中では一番お安いシリーズなんですが、中身的にはAndroid端末なので、Wi-Fi接続すれば各種ストリーミングサービスが利用できます。筆者が購入したのは16GBのイヤホンなしという、お安い中でも一番お安い「NW-A105」というモデルです。

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▲ほぼAmazon Music専用機と化したNW-A105

WALKMAN NW-A105 (Amazon)

専用イヤホンがあればノイズキャンセリング機能も使えますが、今は完全ワイヤレスでもいいノイキャンイヤホンがありますから、無理にワイヤードで使う必要はありません。ストリーミング利用目的だし、本体にSDカードも入れられるので、内蔵メモリそれほどいらん、という判断です。

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▲本体底部にMicroSDカードスロットを備える

ポイントとしては、対応BluetoothコーデックがSBC、AAC、LDAC、aptX、aptX HDと何でも揃っている点が挙げられます。イヤホンレビューも多い筆者ですが、これだけコーデックが揃っていればどんなイヤホンが来ても大抵は対応できます。

再生コーデックに関してもMP3、WMA、FLAC、WAV、AAC、HE-AAC、Apple Lossless、AIFF、DSD、APE、MQAと、もうわかったわかった全部だろ全部、という勢いで対応してますので、どんなファイルが来ても大丈夫です。

ワイヤード接続時は、ソニー自慢のフルデジタルアンプ「S-Master HX」での再生となります。また最近の音質補正技術「DSEE Ultimate」にも対応します。ただし純正の再生アプリ「W.ミュージック」再生時に限られますので、ストリーミングではなくファイル再生時のみという事になります。それ以外は旧世代の「DSEE HX」が対応します。

実は本機、発売当初はハイレゾのストリーミングサービスには対応していませんでした。ですが今年5月のアップデートで、ハイレゾストリーミング対応となっています。またBluetooth再生時に音質補正機能が使えなかったんですが、これも今年10月のアップデートである程度の補正機能が使えるようになりました。DSEE Ultimate対応になったのも、このアップデートからです。

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▲Bluetooth再生時にもClearAudio+が使えるように

発売は昨年なんですが、今年ずっとアップデートが続いて、常に最新機能に追いつこうとしています。1年後に強力な新製品が出て旧ユーザーが置いて行かれるというのはよくある話ですが、本機に関しては開発陣が非常に頑張ってくれている印象です。

一方難点としては、Androidアプリで使えないものがたまにある、というところでしょうか。昨今の完全ワイヤレスイヤホンは、機能設定用に専用アプリを使うものが増えていますが、わりとそういうニッチなアプリがインストールできない、インストールできてもちゃんと動かないという事が起こります。まあその場合は、ちゃんとしたAndroidスマホで設定さえすれば済む話です。

バッテリーがもたないという弱点もあるんですが、今ほとんど使ってるのが家の中で、外出時に使うというケースがなくなってきてますので、あんまり問題はありません。

例年ウォークマンの新製品は9月〜10月頃に出ているのですが、今年はもうこんな時期ですから新製品投入はもうないだろうと思います。そういう意味では、2年越しで最新機能がずっと楽しめる1台ということになりそうです。

WALKMAN NW-A105 (Amazon)