待望のハイレゾストリーミング対応。ウォークマン NW-ZX500/A100シリーズに神アップデート到来

これで真の「ストリーミングウォークマン」に

ShimoKen
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2020年05月29日, 午後 06:30 in High Resolution
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NW-ZX500/A100

5月28日、ソニーからポータブルオーディオプレイヤー「ウォークマン NW-ZX500/A100」シリーズ向けの本体ソフトウェアアップデートが配信されました。この機種は「ストリーミングWALKMAN」のキャッチコピーで発売された最新モデルです。インターフェースにUSB Type-Cが採用され、OSもAndroidとなって柔軟な本体アップデートに対応。各種音楽配信サービスが利用できることで利便性が格段に向上して、これまでウォークマンを使っていなかったDAPユーザー層を取り入れた機種です。

最新モデルなのにハイレゾストリーミング非対応だった

mora qualitasやAmazon Music HDなど、日本でもハイレゾ対応のストリーミングサービスが開始され、自分もそれを目当てに「NW-ZX507」を購入したクチです。しかしAndroid OSの制限により、最大48kHz/16bit(音源フォーマットによっては最大48kHz/24bit)なのが残念だったのですが、ソニーからの「対応予定」という情報のみを支えに使い続けていました。

メモリーカードに保存されたハイレゾオーディオファイルからのスタンドアローン再生では、素晴らしく良い音を聞かせてくれるだけに、ストリーミングでハイレゾ再生ができないのは何とも悲しい気分でしたが、それはもう過去のハナシ。

今回リリースされた本体ソフトウェアアップデートでは、バージョンナンバー2.0台に。メジャーアップデート扱いで大幅に変わったことを意味します。アップデート内容はソニーのページによると下記の通りです。

関連サイト:ソニー本体ソフトウェアアップデート情報リンク

  1. セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2020年4月になります)

  2. ハイレゾストリーミングに対応しました。

  3. W.ミュージックにおける、ブックマーク機能の追加及び拡張対応しました。

  4. W.ミュージックにおける、キーワード検索機能を追加しました。

  5. 特定のM4A形式のコンテンツで再生速度が遅くなる事象を改善しました。

  6. その他の機能改善

なにはともあれ早速アップデートを適用してみます。NW-ZX500/A100シリーズのいずれも、Wi-Fiに接続されていれば本体だけでアップデート可能ですが、アップデート作業時には外部電源が必須になります。Wi-Fi経由が不安であれば、PC経由でのアップデートも可能です。

NW-ZX500/A100
▲Wi-Fiに接続していれば、設定→システム→詳細設定→システムアップデートでアップデートを確認、ダウンロードが可能です。アップデートファイルは約2GBなので、接続環境と本体メモリの空き容量に注意してください。
NW-ZX500/A100
▲使用するネットワーク環境にもよりますが、ダウンロードには数分~十数分程度時間が掛かります。また、アップデート作業中は電源の接続が必須になります。
NW-ZX500/A100
▲アップロード適用後に一度再起動します。保存されているデータは消去されません。

アップデートが完了しても、すぐにハイレゾストリーミング再生が可能にはなりません。本体再起動後に、設定→音の項目に「ハイレゾストリーミング」が追加されていますので、それを開いてONにする必要があります。自分はしばらくの間これに気が付かず悩みました……。

NW-ZX500/A100
▲再起動後に、設定→音を開き、新たに追加された「ハイレゾストリーミング」をONにします。
NW-ZX500/A100
▲注釈に電池の消費量が増えることが記載されています。

設定完了後に再起動するので、それ以後はハイレゾストリーミング再生が可能に。出力を見ると、音源に関係無く最大192kHzにアップコンバートされており、音源フォーマットによってはビットレートが32bitか24bitに切り替わります。

Amazon Music HDで聞き比べると、明らかに解像度が向上して音の輪郭がハッキリとした粒立ちの良さがあります。ドラムなどは本当に良く分かります。やっと、このモデルを買って良かったという気分になれました。

なお、このアップデートは有線での接続のみで適用され、ハイレゾワイヤレスは従来通りLDAC対応機器での接続に限定されます。

NW-ZX500/A100
▲今回のアップデート適用前のAmazon Music HD。音源は24bit/192kHzなのに、端末での再生は24bit / 48kHzに制限されています。
NW-ZX500/A100
▲今回のアップデート適用後。音源の24bit/192kHzが、ダウンコンバートされることなく再生されています。
NW-ZX500/A100
▲音源がハイレゾ相当でなくても、ハイレゾストリーミングがONになっていると、アップコンバートされます。FLACファイルだと最大24bit/192kHzで再生されます。

肥大するライブラリに対して待望の機能追加も

今回のアップデートでは、ソニーオリジナルミュージックプレイヤーアプリケーション「W.ミュージック」の機能追加も実施されました。ユーザーから要望の多かったキーワード検索、本体とmicro SD双方に対応したブックマーク機能拡張です。

大容量のメモリーカードだと保存できる曲数も多くなるので、ごちゃごちゃになりがちなライブラリの中からキーワード入力で目的の楽曲を見つけ出せます。お気に入りについては、これまでどおりブックマーク機能が便利ですが、上限が10個から999個まで拡張されてより使いやすくなりました。

NW-ZX500/A100
▲W.ミュージックを起動して最初に表示されるライブラリートップ画面の最上部にキーワード検索枠が追加。アーティスト名や、曲名の一部を入力してサクッと検索できます。これまでありそうで無かった普通の機能だけに嬉しい。

今回の本体ソフトウェアアップデートは、該当機器を所有しているならば必須のアップデートです。しかし、難点があるとすればハイレゾストリーミング時にバッテリーの消費が多くなることです。

NW-ZX507で音楽再生をしていると本体は結構熱くなりますが、ハイレゾストリーミング時にはさらに熱くなっているように感じます。バッテリーゲージもみるみる減るので、それ相応の覚悟は必要です。とはいえ、バッテリーセーバーや未使用時の電源OFF設定など、省電力設定をこまめに活用して対策するしかなさそうです。

まだ課題はありますが、ともあれ今はやっと対応されたハイレゾストリーミングに素直に喜んで、ずっと聴きまくっています。さらなる進化に期待です。

NW-ZX500/A100
▲設定→電池内には電源に関するオプション設定があるので、自分の使い方に合わせて調整をしましょう。音楽アプリを多くインストールして使えば、バックグラウンドでの負荷も増えるので、使わないアプリは削除するなどのメンテナンスも必要です。
 
 

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