Oculus QuestをPC VRで使うLink機能、USBケーブルの要件緩和。付属品も利用可に

朗報

Ittousai
Ittousai , @Ittousai_ej
2020年05月18日, 午後 07:00 in VR
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単体型VRヘッドセット Oculus Quest をPCに接続して使える機能 Oculus Link が、別売りの高級ケーブルなしでも使えるようになりました。

現在提供中のパブリックベータ版Oculusソフトウェアでは、Quest付属の充電用USB 2.0ケーブルでもLink を利用できるようになり、Oculus Rift 用アプリや Steam VRといったPC VR向けアプリが使えるようになります。

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Oculus LinkはUSBケーブルでQuestとPCを有線接続して、PC VRヘッドセットとして使えるようにする機能。

Oculus Quest は PCなし単体で動作するものの、中身がスマホ相当のプロセッサなのでグラフィックは相応にとどまります。しかしLinkを使えば、Oculus QuestをPC用のOculus Rift 替わりにして、リッチなPC向けVRも利用可能です。

Oculus QuestでPC VRアプリが遊べるOculus Link発表。PCにUSB有線接続でRift代わり

一方、Oculus Link機能はPCから転送するデータが多く、利用するには高速なUSB 3ケーブルが必須でした。

一般的な市販品では、高速USBケーブルを謳っていても実際に使えるかどうかは規格を確認した上で試してみないと分からないうえに、PCにつながれた状態で遊ぶにはある程度の長さが必要になります。

さらにはケーブルの重さやしなやかさ、望ましくはヘッドセット側をL字コネクタにしたい(真横に伸びると重心が遠く余計邪魔に感じる)など、機能は提供されても別売りのケーブルに悩む問題がありました。

Oculusは純正のLink用ケーブルも別売りで用意しましたが、そちらは長さ5mで柔らかく軽く、光ファイバーで高速伝送、片側L字コネクタと理想の仕様ながら価格は約1万円。(USB 3.2 Gen 1、5Gbps対応)。

推奨のサードパーティ製ケーブルとしてはAnkerの1000円台のケーブルが案内されましたが、まさか頭から伸ばして歩くことは想定していないため重厚な被覆で太く、長さも3mまで。

ユーザーにとってはこのアンカーのケーブルを買うか、純正に一万円出すか、それとも利用可能を謳うサードパーティーケーブルを自力で情報収集して選ぶかと悩ましい問題がありました。

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しかし最新のパブリックベータ版 Oculusソフトウェアからは、USB 2.0のケーブルを接続しても、「USB 3推奨」と警告が出るだけでちゃんと使えるようになります。

警告表示の詳細では、逆に「USB 3接続に切り替えることでパフォーマンスを向上できる」と注意書きされるようになりました。

USB 2.0ケーブルでも対応したことで、クエストに付属してきた充電用の片側L字USB C to Cケーブルでそのまま Link 機能が使えます。

実際にクエスト付属のケーブルで試したところ、特に顕著な解像度やフレーム数の低下は体感できず。QuestとRift両対応のゲームを遊んでみると、USB 2.0ケーブルでLinkしたクエストのほうが、当然ながらクエスト単体版よりもはるかに鮮明なグラフィックで遊べました。

Oculusのジョン・カーマックは昨年11月の時点で、USB 3.1の帯域をフル活用する新しいモードを追加したいが、数カ月はかかると語っていました。

今回のアップデートとの関係は未詳ですが、一万円の高級ケーブルのほうは長さや軽さ、しなやかさ、Lコネクタだけでなく品質が向上する「広帯域モード」対応品の位置づけになるのかもしれません。

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Oculus ソフトウェアのβテストはこちらから。パブリックベータチャネルならば、設定から有効にしてアップデートするだけで利用可能になります。

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