Devindra Hardawar / Engadget
Devindra Hardawar / Engadget

VRヘッドセットのOculusが、2020年10月よりOculusのデバイスにログインする際はFacebookアカウントが必要になると発表しました。新規ユーザーは使用開始時にFacebookアカウントでのログインが求められます。既存のOculusアカウントを持っている場合はそれを2022年終わりまで使い続けられるものの、2023年1月1日以降はFacebookアカウントを用意しなければなりません。なお、Oculusアカウント使用者は、Facebookアカウントにマージするオプションが用意されるとのこと。

もし、Oculusアカウントは維持するけれどFacebookアカウントは使いたくないという場合は、2023年1月1日以降もOculusデバイスを使うことはできるものの、一部のアプリやゲームが動作しなくなることがあるとOculusは説明しています。

Facebookは、この変更によって2019年にFacebookが発表したソーシャルVRスペース「Horizon」などの機能をFacebookに統合、友人とコミュニケーションをとったりFacebookのその他の機能をVR側で利用できるとしています(FacebookとOculusの友人関係を区別しておくことも可能)。

ユーザーの目線からは具体的に何ができるのかがピンと来ないものの、FacebookとしてはOculusのアカウント統合はHorizon内のユーザーの動向を一貫して管理でき、コミュニティの保護や整合性ツールの提供を可能とするための施策のようです。2019年にはOculus向けにFacebookアカウントでのログインが必要なソーシャルVR機能を公開しましたが、それを使うにはOculusの利用状況データを広告用としてFacebookに提供するポリシーに同意する必要がありました。

おそらく大多数の人はOculusのユーザー情報とFacebookの情報が統合されても困ることはないと思われますが、VRを主に大人向けコンテンツビューアーとして使っているような人の場合は、もしかするとその行動履歴がFacebookに知られ、広告に反映されるといったことも起こりえるかもしれません。

FacebookはOculusだけでなく、InstagramやWhatsAppなど買収してきたサービスをFacebookのアカウントとメッセージングシステムに統合する作業を進めています。

source:Oculus