Engadget

筆者は現在、「Cyberpunk 2077」にドハマリ中なので、最近はやや放置気味なのですが、2020年のベストバイに迷いなく選出したのはVRデバイス「Oculus Quest 2」。本記事ではOculus Quest 2の進化点、現在どんな装備で遊んでいるのか、そしてオススメVRゲームなどをご紹介いたします。

Oculus Quest 2(Amazon)

■Oculus Quest 2は低価格化と高性能化の案配が絶妙!

Oculus Quest 2の主な変更点は下記のとおりです。

・処理性能の向上

 Snapdragon 835

 ↓

 Snapdragon XR2(性能は865相当)

・メモリー(RAM)、ストレージ(ROM)の増量

 RAM4GB、ROM64GB/128GB

 ↓

 RAM6GB、ROM64GB/256GB

・ディスプレイの高解像度、高速化

 OLED(片目あたり1440×1660ドット、72Hz)

 ↓

 LCD(片目あたり1832×1920ドット、72Hz/90Hz)

・小型、軽量化

 193×105×222mm/571g

 ↓

 折り畳み時191.5×102×142.5mm、展開時191.5×102×295.5mm/503g

・IPD調整機構

 無段階調整→58/63/68mmの3段階で調整

・低価格化

 64GB版:4万9800円、128GB版:6万2800円

 ↓

 64GB版:3万7100円、256GB版:4万9200円

Oculus Quest 2は仕様変更の案配が絶妙。処理速度を高速化、ディスプレイを高解像度&高速化を実現しつつ、ディスプレイパネルをOLEDからLCDに変更、IPD調整機構を簡略化することで、低コスト化を実現しています。特に256GB版はストレージを倍増しつつ、価格が1万3600円下がっているのでお買い得感が特に高いです。

ゲーミングPCに接続して、PC用VRをプレイするなら64GB版がよいですが、最近のVRゲームは容量が大きいです。コンテンツをとっかえひっかえ遊びたいのなら256GB版のほうがよいですよ。

Engadget

筆者がプレイしているVRゲームのなかで最もファイルサイズが大きいのが「Myst」で9.49GB。VRゲームを複数インストールしたうえで、プレイ動画などを録画したいのなら、256GB版のほうが安心です

なおベストバイに選出しているのになんですが、Oculus Questから買い替えする必要はないと思います。現時点のVRゲームはOculus Questで快適に動作することを前提に開発されていますし、ディスプレイの高解像度化も正直驚くほどではありません。オークションやフリーマーケットで格安で購入できるのなら、あえて前モデルを選ぶのもアリです。

Engadget

ちなみに前モデルの64GB版は、ヤフオク!で即決1万9800円、メルカリで1万7000円で出品されていました(12月23日時点)。できるだけ出費を抑えてVR体験したいのなら、旧モデルの中古も狙い目。浮いたお金でより多くのVRコンテンツを購入できますから

■Oculus Quest 2はアクセサリーが豊富なんです

Oculus Quest 2は純正アクセサリーが豊富に用意されています。筆者は、ホールド力を高める「Quest 2 Eliteストラップ」、標準と異なる形状のフェイスクッション×2と遮光ブロッカーがセットになった「Quest 2フィットパック」、専用ケース「Quest 2携帯用ケース」の3つの純正アクセサリーを購入しました。

個人的に超オススメなのが「Quest 2フィットパック」。これに含まれる遮光ブロッカーを装着するとフェイスクッションと鼻のすき間から洩れてくる光を遮断してくれるんです。ちょっと高いですが、没入感が格段に向上します。

「Quest 2 Eliteストラップ」はたしかにフィット感は向上しますが、個人的には標準のストラップでもよいかなーと思いました。買って使わないのはもったいないので、そのまま装着している感じですね。もしこれからOculus Quest 2を買うのなら、まずは標準ストラップを試して、装着感に不満があったときに購入を検討しても遅くはないです。

なお、Oculus Quest 2用には他社からも多くの周辺機器がリリースされています。たとえばcheeroからは「オキュラスクエスト2用バッテリーキット(CHE-108-OC25)」などが発売されています。Oculus Quest 2は単体で2~3時間動作しますが、5000mAhのバッテリーキットを装着すると連続動作時間を2~3時間延長可能です。じっくりVR世界に没入したいのなら、ぜひお試しください。

※筆者は「オキュラスクエスト2用バッテリーキット」の製品提供を受けています

Engadget

「Quest 2 Eliteストラップ」6800円

Engadget

「Quest 2フィットパック」5200円

Engadget

「Quest 2携帯用ケース」6700円

Engadget

cheero「オキュラスクエスト2用バッテリーキット(CHE-108-OC25)」5000円

■改訂版! Oculus Questの個人的ベスト5

2019年の拙稿「Oculus Quest購入を迷っている方への最後の一押し」にて、個人的ベスト5として、バレットタイム系アクションゲーム「SUPERHOT VR」、ガンシューティング「Robo Recall:Unplugged」、リズムゲーム「Beat Saber」、剣戟アクションゲーム「ソード・オブ・ガルガンチュア」、お絵描きアプリ「Tilt Brush」を挙げました。

これらが現時点でもオススメなことには変わりないですが、今回はいま筆者がハマっている厳選ゲーム5本をご紹介します。

「ポピュレーション:ワン」2990円

Engadget

本作はバトルロイヤルゲームのVR版。3人で1チームを組み、18人のプレイヤーで生き残りを賭けて戦います。バトルロイヤルゲームをVR空間でプレイできる時点で◎なのですが、本作には壁を登ったり、グライダーのように飛行できる「バーティカルバトルシステム」が採用されており、アイテムを素早く拾いつつ、いかに高所を確保できるかが勝敗を大きく左右します。BOTとの対戦モードで腕をある程度磨いたあと、対人のバトルロイヤルに参戦するのが吉ですよ。

「ALTDEUS:Beyond Chronos(アルトデウス:ビヨンドクロノス)」3990円

Engadget

「東京クロノス」を世に送り出したMyDearestの最新作。選択や行動でストーリーが変化するマルチエンディングアドベンチャーゲームです。予備知識なしにプレイしてほしいので、ネタバレしないであろう画面写真を掲載しました。正直、製品公式サイトの「あらすじ」すら読まないほうがよいです。ゲームを進めるうちにじょじょに理解できる世界観やキャラクターの関係性、魅力的なデザイン&造形&ボイスのキャラクター、実際に巨大兵器を操作していると錯覚するような戦闘シーンなど推しポイントは盛りだくさん。映像のなかに入り込めるOPも必見です。

「スペースチャンネル5 VR あらかた ダンシングショー」2490円

Engadget

1999年に発売された伝説のリズムゲームのVR版。プレイヤーが操作するのは新人リポーター。先輩リポーターのうららちゃんと一緒に、謎のダンシング宇宙人「モロ星人」と踊りで勝負します。PlayStation VRなどほかのプラットフォームでも発売されていますが、やっぱりケーブルレスのOculus Questだと自由度が段違いです。サイドステップで避ける動作もあるので、フィットネス効果も期待できますよ。

「ピストルウィップ」2740円

Engadget

ガンシューティングとリズムゲームをミックスしたスタイリッシュなアクションゲーム。公式サイトでは「ジョン・ウィック」を例に挙げていますが、個人的には「リベリオン」に登場した近接格闘術「ガン=カタ」を真っ先に思い出しました。映画によく出てくる拳銃の「横撃ち」(ギャング撃ち)は実際にはデメリットが多いですが、ついついやりたくなっちゃいます。本作にも弾丸を避けたり、しゃがんだりという動作があるので、ダイエットに活用できます。オーバーアクションで効果を高めましょう!

「Dash Dash World」2490円

Engadget

「マリオカートをVRでやりたいなあ」という夢を叶えてくれるのが本作。ドリフトできるなどレースゲームとしてしっかり作り込まれていますが、ほかのマシンをジャマするアイテムも用意されており、マリオカートを意識していることは間違いありません。コースの追加、バーチャルステアリングの実装、Oculus Quest 2向けのグラフィック向上などのアップデートが実施されており、今後の進化にも期待が持てるタイトルです。

■VRゲームというジャンルは着実に進化しています

前回と今回の個人的ベスト5を比較してみて、VRゲームというジャンルは着実に進化しているなと感じました。筆者自身は今後もPCゲーム、コンシューマーゲーム、スマホゲームを楽しんでいくつもりですが、新たな可能性を秘めているVRゲームの進化には特に注目しています。未体験の方にはぜひOculus Quest、Oculus Quest 2のどちらでもよいので、ぜひ試してみてほしいと思います。

Oculus Quest 2(Amazon)