SOS
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誘拐された女性がApple Watchにより警察に追跡され、本人は保護されて犯人は逮捕されたと報じられています。

米サン・アントニオ(テキサス州)の地元メディアによると、昨年12月16日に警察当局は通報を受けて現場に到着。そこで警官は女の子から母親が誘拐されたと知らされました。女の子は母親と容疑者の男が言い争った後に、駐車場から叫び声が聞こえたものの、どこに連れて行かれたのか分からなかったと語ったそうです。

それから10数分後、さらわれた女性は付けていたApple Watchを通じて娘に電話し、自分が誘拐されてケガさせられたと連絡。そのとき通話は突然切断されたと述べられています。

警察はその後、Apple Watchを使った女性の位置を追跡するため「緊急セルラーPing」を使ったとのこと。そして警官は現地に到着すると、駐車場のトラック内で女性を発見しました。

被害者いわく、容疑者の男と言い争ってトラックから自分の物を取り出すように言われ、そのために荷台に載ったところ、男(当時、酔っていたとの証言あり)は運転席に乗り込んで走り出したそうです。女性が止めるように頼んだのに対して、男は何度もブレーキを踏み荷台に叩きつけ、その度に笑っていたのこと。

しばらく車で走り回った後に、容疑者は彼女を外に出して最終的にハイアットホテルに駐車。女性が警察を呼んだというと、男はお金を投げつけ、警官が近づいてきたのを見て逃走したものの、結局は逮捕されたと伝えられています。

ここでいうApple Watchの「緊急セルラーPing」がどういった機能か明らかにされていませんが、iPhoneの「探す」アプリではセルラーモデルのApple Watchを追跡することが可能です。また今回の事件では「被害者のApple Watchから娘のiPhoneをかける」ことで間接的に警察に通報されていますが、セルラーモデルのApple Watchで緊急SOSにより(地域によっては)直接に通報できます。

また今回の被害者は声を出した通話で容疑者に気づかれていますが、無声でメッセージを送信もでき、それを活用して難を逃れた例もあります。心電図アプリや転倒検出機能など、今やApple Watchは腕に巻くデジタル命綱と言えそうです。

Source: News 4 San Antonio

Via:AppleInsider