オリンパスが映像事業を分社化、譲渡へ。3期連続の営業損失響く

OM-D、PENなどのブランドは新会社が継承します

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2020年06月24日, 午後 07:45 in OM-D
0シェア
FacebookTwitter
Engadget

オリンパスが、デジカメなど映像事業を新会社化して分割し、日本産業パートナーズ(JIP)の関連するファンドに譲渡すると発表しました。9月30日までに法的拘束力を持つ正式な契約の締結を目指すとのこと。

オリンパスといえば、1936年に第1号となる写真レンズ「ズイコー」75mmF4.5を完成し、その年の秋に初のカメラ製品「セミオリンパスI型」を発売、1960~80年代には「PEN」シリーズ、「OM」シリーズ、オートフォーカスの「AF」シリーズなどを生み出しました。1990年代後半にはデジタルカメラ「CAMEDIA」シリーズを手にした人も多いはずです。

2010年代にはミラーレス一眼カメラ「OM-D」シリーズやデジタルの「PEN」でかつてのカメラの雰囲気を持ちつつ最新の技術を取り込んだデジタルカメラを提供していました。

しかし、スマートフォンの普及によってデジタルカメラ製品の需要は低迷。状況に対応すべく生産拠点の生理再編や高収益な交換レンズを手厚くするなど努力によって収益構造の改善を図ってはいましたが、市場の縮小が続いた結果、オリンパスはここ3期連続で営業損失を計上する事態になっていました。

結局、オリンパスは「より機動的な組織構造とすべく映像事業を分社化」することが、ファンへの価値提供や従業員にとって最適と判断したとしています。分社化によって設立される新会社ではオリンパスの人気機種であるOM-DやPEN、ZUIKOレンズなどのブランドを継承し、海外事業も含めた体制を維持します。

オリンパスの映像事業は今後9月30日までにJIPとの正式な契約が結ばれれば、2020年12月31日までに譲渡取引の完了を目指していくことになります。

source:Olympus(PDF)

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: OM-D, zuiko, Digital camera, pen, cameras, olympus, news, gear
0シェア
FacebookTwitter