Renoスマホ好調のOPPO、モットーは本分──今後の国内戦略を訊いた(石野純也)

ファーウェイについてはコメントせず

石野純也 (Junya Ishino)
石野純也 (Junya Ishino)
2020年07月21日, 午後 07:10 in Oppo
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OPPOの日本法人にあたるオッポジャパンは、7月21日に記者会見を開催。auから発売になる「Find X2 Pro」や、ソフトバンクが取り扱う「Reno3 5G」、SIMフリーの「Reno3 A」を改めて紹介するとともに、スマートウォッチの「OPPO Watch」やワイヤレスイヤホンの「Enco」シリーズ2機種を発表しました。同時に、テレビCMを展開していくことも明かしました。CMには、「Reno A」の際から継続となる指原莉乃さんに加え、木梨憲武さんも起用。“りの”と“のり”でRenoシリーズをアピールしていきます。

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▲auから発売になるフラッグシップモデルのFind X2 Pro

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▲ソフトバンクはミドルレンジのReno3 5Gを導入。低価格路線で5Gの契約者獲得を狙う

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▲SIMフリー市場には、話題を集めたReno Aの後継機となるReno3 Aを投入する

発表会後には、オンラインラウンドテーブルの場が設けられ、オッポジャパンが日本でどのような戦略を取っていくのかが明かされました。稲盛イズムに影響を受けたOPPOは、社是として「本分」をモットーにしています。「お客様が欲しいと思う商品を作れば、結果は後からついてくる」(オッポジャパン 取締役 河野謙三氏)──OPPOは、このような考えのもとで、売上ではなく、顧客満足度を最大化するよう事業戦略を立てているといいます。

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▲OPPOの企業哲学である「本分」に基づいた戦略で、顧客満足度を最大化していくという

現時点でのOPPOの顧客満足度は80%弱。普通に高い数値といえそうですが、OPPOにとってはまだまだ満足できないとのこと。満足度100%を目指すべく、3つのアクションを披露しました。体験の心地よさを重視した商品設計、体験の心地よさを拡張する商品展開、体験の心地よさを訴求するコミュニケーションが、その3つです。このアクションが、今回のラインナップや、IoT関連の新製品、さらには新CMに結びついているというわけです。

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▲80%弱と現時点でも高い数値だが、これを100%に高めていくのがOPPOの目標

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▲3つのアクションを発表した

こうした戦略の詳細や、日本市場での手ごたえを、先に登場した河野氏と、プロダクト部 部長の李毅(レオ・リー)氏が報道陣からの質問に答える形で語りました。主な一問一答は以下のとおりです。

──体験の心地よさを重視した端末という話ですが、具体的にはどういったラインナップなのでしょうか。

河野氏:OPPOでは、ラインナップを3モデルに再編しています。ハイエンドのFind、ミドルクラスのReno、エントリーのAシリーズといった形で、3つに分けています。それぞれのモデルによって、お客様が求めるユーザー体験や、OPPOに求められる価値が変わってきます。Findであれば、Find X2 Proもそうですが、極上のユーザー体験をお求めになります。そういったものではなく、カメラやメール、ブラウジングなど、基礎的なところをしっかり使っていきたい方には、Aシリーズをご利用いただきたい。そこに付加価値を加え、防水やおサイフケータイなどをお使いになりたい方には、Renoシリーズという選択肢があります。

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▲グループインタビューに答える取締役の河野氏

──夏商戦では、FindとRenoしかありませんが、Aシリーズはどうされるのでしょうか。

李氏:SIMフリーに求められる価格帯は、昨年と変わっていません。Aシリーズに関しては、今後の新機種にご期待いただければと思います。

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▲オッポジャパンの李氏は、Aシリーズの新モデル投入があることを示唆する

──販売シェアが上がっているとありましたが、他社がアプリの配信プラットフォームを変えたことで何かいい影響はあったのでしょうか。具体的にはファーウェイのことですが……。

河野氏:申し訳ないのですが、他社のことなのでコメントは控えさせてください。

──ここ半年、1年で販売が伸びてきた手ごたえはありますか。

河野氏:ファーウェイとは関係ないところでお答えすると、日本に上陸して、最初に発表した端末が「R11s」で、そこから日本市場が求めるスマートフォンはどのようなものかということを2年間、真摯に追求し、研究してきました。その成果の1つが、昨年発表した「Reno A」です。結果が非常に好評だったこともあり、今回発表したReno3 Aは、さらに磨きをかけています。発表会には指原莉乃さんにご登場いただきましたが、CM効果もあり、日本市場でのOPPOに対する認知は徐々に広がっていると自負しています。

──大手キャリアが相次いで端末を採用していますが、その理由はどう自己分析していますか。

河野氏:オッポジャパンとして、日本市場の中で試行錯誤しながらビジネスを展開してきたことに加え、本社も含め、5Gの可能性に注目して先行投資してきたことが、キャリアのニーズとも一致したと捉えています。

OPPOは5Gの規格制定当初から、研究所を開設するなどして、5Gに対して意欲的に取り組んできました。18年に参入して以降、Reno Aの発表と同時に、指原さんのCMをスタートして(認知度も上って)います。日本のお客様がどういったものを本当に必要としているのかは、色々な意見があります。真のニーズをとらえるのは非常に難しかった。こうした過去2年の営業活動の成果として、キャリア2社にご採択いただけたのだと思います。

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▲5Gの研究にいち早く着手していたことも、採用の理由になったと推察する

──Find X2 Proは、おサイフケータイに非対応です。フラッグシップモデルがそこに対応しない理由はあるのでしょうか。

李氏:グローバルベースで開発していたという背景があります。スケジュール的なことも考慮しました。

──IoT製品を発表しましたが、IoTはIoTで競合が多い中、特徴はどう打ち出していくのでしょうか。

河野氏:イヤホンとスマートウォッチを発表しましたが、今回の2製品は、私どもにとって初のIoT製品です。OPPOのカルチャーは本分で、お客様が本当に必要な機能、価格を愚直に追求していくのがモットーです。今後どうやって販売を拡大していくのかは、お客様のニーズを的確に捉えながらになります。何かOPPOらしさを全面に打ち出せればと考えています。

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▲スマートウォッチのOPPO Watch 41mm

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▲ワイヤレスイヤホンのEncoは2種類を用意した


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