中国スマートフォンメーカーのOPPOは、マグネット式のワイヤレス充電システム「MagVOOC」を発表しました。Androidメーカーから同様の充電機構が発表されるのは、これで2社目です。

Smart China Expo 2021の開催にあわせて発表されたもので、基本的な構造は米アップルの「MagSafe」realmeの「MagDart」と同じ。スマートフォンとアクセサリに内蔵したマグネットの磁力で両者を正確に固定し、ワイヤレス充電を行うというもの。アクセサリの固定にケースやツメなどの部品を利用しなくていい点がメリットです。

OPPOはMagVOOC対応デバイスのコンセプトとして、超薄型充電器と充電スタンド、モバイルバッテリーの3タイプのデバイスを展示しました。

MagVOOC対応の超薄型充電器はアップルの「MagSafe充電器」を連想させる、円盤型のアクセサリ。こちらでは送電コイルと基板を分離することで、スマートフォンに装着する送電パーツの薄型化に成功しています。また基板からの発熱によるスマートフォンへの悪影響、または送電速度の低下も防げるとしています。

MagVOOC対応充電スタンドは、スマートフォンを机などに立てかけられるアクセサリーで、OPPOによれば、従来の有線充電と比較して充電時間を最大60%削減できるとしています。具体的な充電スペックは不明ですが、高速なワイヤレス充電に対応しているようです。最後のMagVOOC対応モバイルバッテリーはワイヤレス充電規格「Qi(チー)」に準拠しており、ワイヤレス充電なら20W、有線充電なら10Wでの送電が可能です。

アップルのMagSafeがブームの先駆けとなった、マグネット式のワイヤレス充電システム。その有用性は確かなので、realmeやOPPOに限らず今後もさまざまなAndroidメーカーから、同様の充電システムが発表されそうです。

Source: OPPO, GizmoChina