OPPO Under Screen Camera
OPPO

OPPOは8月4日、ディスプレイ下にカメラを搭載するUnder Screen Camera(USC)の第3世代となる技術を発表しました。

最近のハイエンドスマートフォンでは、フロントカメラをノッチではなくパンチホールで搭載するのが主流になりつつありますが、やはり画面内に丸く非表示のエリアができてしまうのは目障りなもの。このため、OPPOは2019年に、ディスプレ表面にカメラ穴がないUSC技術を披露していました。ちなみに、2019年6月に初めて発表したのが第1世代、2019年末に披露したのが第2世代で、今回が第3世代となります。

USCについては、OPPO以外にもVivoやXiaomiなどの開発が伝えられていますが、製品としてリリースされたのはZTEのAxon 20 5Gのみ。日本では、これをベースとしたRakuten BIGが発売されています。

ただこれらの機種は、ディスプレイ下にカメラは配置されているものの、カメラ部分のディスプレイ画素密度が低くなっており、カメラ位置がわかるだけでなく、撮影した写真の画質自体も満足のいくものではありませんでした。

OPPOの第3世代USCは、ディスプレイ下にカメラを配置し、ディスプレイを透過して撮影するという仕組みそのものに変わりはありませんが、いくつかの点で改良が加えられています。

OPPO USC
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まずはAI処理。USCではディスプレイを透過するため、光量が必然的に低下します。このためAIにより画像を補うのですが、OPPOによると、光の回析やホワイトバランス、HDRをより正確に補正するため、数万枚の写真を使用してAIをトレーニングしたとのことです。

また、ディスプレイ側も改良されました。これまでとは違い、カメラ部分の画素密度を下げることなく、他の部分と同じ400ppiを維持。その代わりに、カメラ部のみ1ピクセルのサイズを小さくすることで、カメラセンサーへの光量を確保します。

OPPO USC
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これにより、カメラがある部分のディスプレイで電子書籍やウェブページなどで小さな文字を表示しても、違和感がないといいます。

実際にこのカメラを搭載したスマートフォンがいつリリースされるのかは明かされていませんが、ノッチ、パンチホール、そして可動式のカメラに代わる新しいソリューションとして期待したいところです。

Source: OPPO