中国OPPOは2月23日、遠隔ワイヤレス充電技術「Wireless Air Charging」をSNSで披露しました。この技術のデモには巻取りスマートフォンのコンセプトモデル「OPPO X 2021」が利用されています。

MWC上海にて披露されたWireless Air Chargingでは、スマートフォンを充電台から10〜20センチメートルほど持ち上げ、さらに端末を前後左右に傾けてもワイヤレス充電状態が維持されていることがわかります。このような遠隔ワイヤレス充電は、現在の充電マットの上にデバイスを乗せる必要があるワイヤレス充電方式とは大きく異なるものです。

なおOPPOによれば、Wireless Air Chargingでは磁気共鳴を利用し、10センチメートル以内の距離なら7.5Wの電力を供給できるとしています。

このような遠隔ワイヤレス充電技術はこのほか、中国シャオミが2021年1月に発表した「Mi Air Charge Technology」が記録に新しいでしょう。こちらではミリ波とビームフォーミング技術を利用することで、数メートル離れたデバイスへの5Wの送電を可能にするとアピールしています。さらにその直後にモトローラも、より小型の送電デバイスを利用した遠隔ワイヤレス充電技術「Motorola One Hyper」を発表しています。

OPPOは2020年11月にいち早く巻き取りスマートフォンを披露するなど、新技術の採用に積極的なメーカー。Wireless Air Chargingがいつ製品に採用されるのかなどのスケジュールは発表されていませんが、充電マットから持ち上げても給電が続く遠隔ワイヤレス充電技術の普及を楽しみに待ちたいものです。

Source: OPPO (Twitter)