NASA
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NASAが、小惑星探査機OSIRIS-RExが21日に小惑星ベンヌに着地し、その地表のサンプルを採取した際の画像82枚を公開しました。

画像はOSIRIS-RExが備えるサンプル採取システム(TAGSAM)を中心とした一連の写真で、タイムラプス的に連続撮影した動画として見ることができます。その模様を見れば、探査機が小惑星にゆっくりと接近し、タッチダウン、直後にガスを噴射して地表の土壌や岩石を舞い上がらせている様子がよくわかります。

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小惑星ベンヌはリンカーン地球近傍小惑星探査 (LINEAR)で発見された平均直径560mほどの地球近傍小惑星。太陽系の形成とともに生まれた直径100kmほどの天体が、およそ10億年程前に発生した大規模な衝突を起こして飛び散った破片のひとつだと推測されています。

その地表には、破壊される前に元の天体内部に水流があった痕跡となる炭酸塩の脈が発見されています。またベンヌの表面には炭素を含む有機物が豊富にあるとされます。2023年にOSIRIS-RExが帰還し、サンプルリターンカプセル(SRC)のパラシュート投下が成功すれば、その中に積み込まれた砂や石から生命の起源につながるなにかがわかるかもしれません。

source:OSIRIS-REx