Parallels Desktop 16、macOS Big Sur完全サポートで発売。DirectXも最大20%高速化

Apple Silicon Mac対応には言及せず

Kiyoshi Tane
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2020年08月12日, 午後 02:20 in Apple
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Pararells
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米Pararellsは11日、Mac向け仮想化ソフトウェアの最新版「Parallels Desktop 16 for Mac」をリリースしました。次期macOS Big Surが完全にサポートされたほか、数々の新機能やパフォーマンスの向上がうたわれています。

アップルはmacOS Big Surの導入に際し、従来のParallelsが基礎としていたサードパーティのカーネル拡張機能のサポートも終了しました。つまりBig Sur上で以前のPararellsは動作不可となったわけです。

そのため同社は仮想化ソフトを一から作り直す必要に迫られましたが、「25 人年」以上のエンジニアによるプログラミング工程を投入することで課題はクリアされたとのことです。さらにBig Surのインターフェース刷新に伴い、本ソフトもその外観に合わせてデザインが一新されています。

Big Sur正式サポート以外にも、いくつかの新機能や改善点があり。まず起動速度が2倍になり、DirectX 11およびOpenGL3が最大で20%も高速化したとのこと。WindowsやLinuxのグラフィック表示スピードが向上したわけです。

またWindowsを「トラベルモード」で運用することでバッテリーの持続時間が最大10%延長でき、仮想マシン(VM)がシャットダウン時に使用していないディスク領域を自動的に再利用できるように設定も可能。リソースが不足しがちなMacノートユーザーにうれしい改良となっています。

そしてWindowsアプリではトラックパッドのマルチタッチジェスチャーを使って、スムースにズームや回転を行うことも可能に。印刷処理(共有プリンタを使用)では両面印刷できるようになり、A0から封筒までを含む多くの用紙サイズに対応しました。

そしてPro Edition(1年ごとに課金される定期購入商品。Standardは買い切り)ユーザーは、カスタムネットワークを作成して命名したり、VMを数分の1サイズに圧縮した形式でエクスポートし新たなマシンに転送もできるようになりました。

記事執筆時点ではインテル版MacでのBig Surサポートが実現(一度は終了しかけたところから復活)したのみで、年末までにリリースが予告されているApple Silicon Macに対応するかどうかは不明です。とはいえPararellsは「アップルと連携し、Apple Silicon搭載Macに仮想化機能を提供」と発表済みであり、続報を待ちたいところです。

Source:Pararells

 
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関連キーワード: Apple, Pararells, virtual machine, Windows 10, Linux, news, gear
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