Parallels
Parallels/Corel

Mac向け仮想化アプリのParallelsは、先日発表されたWindows 11との互換性を確保するための作業を始めており、「可能な限り」の努力をすると表明しました。

Parallelsが開発・販売する「Parallels Desktop」シリーズはインテル製チップ搭載Mac上でWindowsやLinuxを動かすアプリとして長年親しまれてきましたが、今年4月にCPUアーキテクチャが異なるM1チップ搭載Macにも正式対応しています。そちらはインテル版Windows 10は動かないものの、Insider PreviewのArm版Windows 10(Windows 10 on Arm Insider Preview)やArmベースのLinuxを実行可能となっています。

さてアップル関連情報メディアiMoreによると、Parallelsのエンジニアリング&サポート担当SVPのNick Dobrovolskiy氏は「Parallelsのエンジニアリングチームは、Windows 11 Insider Previewの公式ビルドを待って、今後のParallels Desktopのアップデートで完全な互換性を実現するために、新OSに導入された変更点を検討しています」とのことです。

 Dobrovolskiy氏は、正式対応アップデートの時期につき「将来」としか述べていませんが、「実現のために可能な限りのことを必ず行います」とも付け加えています。またParallels社は、現行のParallels Desktop 16をmacOS Montereyベータ版上で「正式リリースされたらすぐに完全な互換性を確保するため」テストしていることも公言しています。

すでに初のWindows 11プレビューはInsiderプログラム向けに配布開始されていますが、まだ動作は安定しているとはいえず、目玉機能であるAndroidアプリの動作やWindowsと統合されたTeamsは試すことができません。

ちなみにM1 Mac上のParallels Desktop 16でWindows 11プレビューは動作していますが(下記スクリーンショット参照)、現時点ではスタートメニューが中央に移動するなどWindows 10の一部UIが変更された程度に過ぎない感があり、Parallels側がAndroidアプリの動作まで保証するまでには、かなり遠い道のりとなるのかもしれません。

Windows 11 for Mac

Source:iMore