日本郵政傘下の「ゆうちょ銀行」口座の預貯金が、決済サービス「PayPay」を通じて不正に引き出された問題で、PayPayは、被害件数が2020年1月以降の8か月間で17件、被害総額がおよそ141万円にのぼったことを発表しました。
PayPayは、いずれの被害も全額補償制度にもとづき、補償申請があった被害者に対して、すでに補償に向けた対応を実施しています。
なお、PayPayでは9月に本人確認(eKYC)をゆうちょ銀行で全導入。以降は不正利用は発生していないとしています。
また、アカウント作成時にはSMS認証を、PayPay残高へのチャージ手段として設定する銀行口座の登録時には、銀行による本人確認に加え、PayPayでも本人確認を実施し、9月より対象を拡大しています。
本人確認は、書類や本人の顔写真などの情報をPayPayアプリ上で登録する「かんたん確認(eKYC)」で行います。
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