Pixel 6 Charge

独自プロセッサのAI(人工知能)処理やカメラ性能などで評価の高い米Googleの「Pixel 6シリーズ」ですが、純正充電器を使っても充電がそれほど速くないという意外な報告が、海外テックサイトのAndroid Authorityから寄せられています。

GoogleはPixel 6シリーズにあわせて、純正の30W充電器を新たに発売。またPixel 6シリーズの充電スペックについても、「急速充電:約30分間で最大50%充電 – USB-PD 3.0(PPS)対応 Google 30W USB-C 充電器(別売り)を使用した場合」と表記しています。

しかしAndroid Authorityがテストしたところによると、Pixel 6シリーズを30W充電器に接続したとしても、実際には22Wの電力しか出力されていないとのこと。これは、Googleの前世代スマートフォン「Pixel 5シリーズ」の18W充電とそう変わらないスペックです。

さらにPixel 6シリーズではバッテリー残量が75%に達すると、充電規格が高速なUSB-PD 3.0(PPS)から前世代の「USB-PD 2.0」に切り替わるとんこと。これにより、残りの15%を充電するのに1時間もかかります。Googleがうたう「約30分間で最大50%充電」に偽りはありませんが、残りの50%の充電にはそれなりに時間がかかることがわかります。

Android AuthorityはこのようなPixel 6シリーズの充電仕様について、その充電アルゴリズムがPixel 5シリーズと共通していることから、ソフトウェア的な制限であると考察しています。つまり今後のソフトウェアアップデートによって充電速度が向上するというシナリオもあり得るのですが、バッテリーの充電速度は内部部品の安全性や熱設計にも大きく影響することから、Googleがどのような対応を行うのかは全くの未知数です。

Source: Android Authority, Google 1, 2