Pixel 6のGoogle Photosアプリに搭載された新機能の消しゴムマジックは写真に写り込んでしまった通行人や邪魔な物体を削除できる便利な機能です。

この邪魔なものを消す機能ですが、実は以前から他のスマートフォンにも似たような機能が搭載されていました。

GalaxyシリーズのAI消しゴム

例えばSamsungのスマートフォンであるGalaxyシリーズには同等の機能であるAI消しゴムが採用されています。

▲消したい対象をタップすると紫色でマスクされる。あとはワンタップで削除可能

AI消しゴムはGalaxy純正写真アプリで利用でき、被写体の輪郭を自動的に認識して削除、消したあとは周囲と馴染むように自動的に補正されます。

シーンによって消し跡が目立ってしまうのはPixelの消しゴムマジックと同じです。私はどちらかというとPixelのほうがきれいに消してくれるように感じました。

また、決定的に違うのはAI消しゴムの場合、削除したい対象を自分で選択する必要があること。Pixelは何を消したいのかを自動で提案してくれますが、Galaxyは自分でタップする必要があります。

HUAWEIの通行人削除機能

また、HUAWEIのP40 Proなどには似たような機能として通行人削除モードがあります。こちらは数秒間の短い動画を撮ることで動いている通行人を削除するものです。

▲PixelやGalaxyよりも自然な仕上がり!

こちらはGalaxyやPixelとは違って背景がどのようになっているのかというデータも取得できているため、かなりきれいに通行人の削除ができます。通行人によって遮られていた後ろの看板もほぼ完璧に残っています。

これだけ自然に通行人の削除ができるとHUAWEIの通行人削除機能のほうが優れているように感じられますが、こちらは被写体が動いていることが前提ですのでその場に留まっている人や物は消せません。また、削除できる通行人は最大2名までという制限もあります。

また、どの被写体を削除するのかの選択ができず、思い通りに削除できないことも多々あります。さらに、撮影時に専用のモードを利用する必要があるため撮影段階で集中して通行人削除を狙う必要があり、気軽に使うことはできません。

Pixelの消しゴムマジックは最も使い勝手がいい機能

Pixelの消しゴムマジックはよく見ると消した跡がわかるものの、撮影後にワンタップで自動で削除してくれるので非常にカジュアルに使うことができます。使いやすさ、被写体の輪郭を認識する精度、消し後の綺麗さのバランスが最も優れており、他社の似た機能よりも使いやすく仕上がっていると思います。

消しゴムマジックは撮影時のモードではなくGoogle Photosの機能です。今後のアップデートでどのスマートフォンでも利用できるようになる予定となっていますので楽しみに待ちましょう。

関連記事:

iPhone 13 Pro使いがPixel 6 Proのカメラを試したらiPhoneよりいい写真がバンバン撮れた

5分でわかるPixel 6シリーズ新機能まとめ。Tensorでカメラと音声認識を大幅強化